美術展二つ+後期開始後三週間。 - 2002年10月19日(土) 今朝は開館と同時に岡崎の近代美術館の「スーラと新印象派展」へ。系統だてて展示してあって、技法的な面から点描画を見れて興味深い。抜けるような青い空の絵もあったりして心にしみる。なかなか良い展示だった。 そのあと向かい側の市立美術館の「メトロポリタン美術館展−ピカソとエコールド・パリ展」へ。こちらは押すな押すなの大盛況。週休二日で土曜日が休みの関係で中学生小学生も多い。有名どころの総花的な展示で、絵の好き嫌いもあるのだろうけど、私は余り、、という感じだった。人が多いのもあるせいか、スーラの方と客層も違う感じ。 ともあれ、友人の障害者手帳のおかげで、両方ただで梯子できたので感謝感謝。 朝、ちょっと美術館を梯子したり、山に登ったりということが京都は気軽にできるところが嬉しい。 ++ さてさて、課題、試験が急に増えて、、本当に知力体力気力的に不安です。 この一週間ですら、木曜金曜には疲れて(若い子も水曜過ぎると疲れてるらしいので安心したけど)たから。。 こんな状態でわたしは学生だけ、ひいては仕事だけ必死で続けていくんだろうか。。 この前読んだアエラの別冊の「職場のウツ病特集」には40前後のキャリア女性が それこそこのまま家族もいなくていいんだろうかと情緒的な孤独や仕事面での行き詰まりを感じると書いてあったけど、私は40を待たずして恐怖を感じてます。 彼女達の大卒後20年分の孤独はもう経験しちゃった気がする(20年分の仕事は全然してないけど。。それともまだまだ序の口??)。 まだ若いとかいうのは事実かもしれないけど、もうそれは言わないで。 若いから焦らなくていいと言うのと、今現在寂しい、辛い、と言うのは違う。 この日記は、こちらの精神状態がバレバレで些かきまり悪くもある。 なら書くな、公表するな、という話になりますが、自分を見つめる道具の一つだし、 単に私が泣いたり笑ったりしていることが励みになる友人もいる(!??)らしいし、日記はそのままにしてます。 時に怖くなると言うのは、一人で生きていること自体が怖い。 もちろん、独りでないといえばないし、人は一人で生きるしかなくもあるのだけど、誰も身近にいない怖さ。 ++ 同時に、長らく集団にとけ込めなかった私、あるいは今も集団がちょっと息苦しい。 案外そういうひと思ってたより多いのかなという気が最近ようやくして来た。自分の中でちょっとずつ距離をとって自分を守って生きてる人多いっていうのかな。 ひとつには、推測でしかないけど、母を常に恐れていて(?) 物事へちょっとした距離、離人感というと言い過ぎかな、を持っていて、 ナニカ集団へ没頭しにくかったのかな。醒めた眼で一歩引いて身構えてるみたいな。 いつ怒り出すか、機嫌が変わるか分からない。 私が高校生ぐらいの時からそんな母じゃなくて気持ちが安定して、今は包み込んでくれるようになったけど。 一人の女性としての母の辛さは推測できる。 いろいろ、鬱屈していたと思う。 昨日は母の誕生日だった。 ++ 二時間睡眠で起きて課題。山積みだ。美術館で気分転換したことでもあるし、明日はバイトデーだから今日できるだけ片付けよう。 -
|
| ||||