少し暑めの秋の土曜日 - 2002年10月05日(土) 今日買った本。 思わず目についた「3D写真で目が良くなる本」栗田昌裕著/王様文庫. 写真を見ているだけで十分面白い。ただし私は立体視が相当弱いみたい。自分でも良く見えてないなぁと思っていたから、やはりそうかと言う感じ。眼が良くなるといいな。 授業で使う、「図説組織学」。人体の組織の標本の写真が沢山載っていて、授業の実習でスケッチするのもこのような標本のプレパラートのものだ。染めてあるのでこれが存外きれいなのです。 ++ 部屋が散らかっていて、一昨日、泊まりに来た妹を余りにも喜ばせてしまったので、本日は一念発起して(汗汗)バスタブを久々に磨いた。おお、ピカピカになるではないか!わお! お皿を洗うのがさっぱりして快感であるのと同じように、部屋の片づけに熱を上げられたらいいのだけど(笑)。これはホームパーティーでも開いて片付けるか? ++ 今日こそは家庭教師の教え子に思いきって彼女の現在の学力と希望のギャップを指摘した(学校側はなんら有益なアドバイスをしていない模様)。 教え子はやる気はあるのだが。。 ただ、今日数字を見せ、その内容を分析しながらきつく言ったのに対して、生徒が過度に受け止めず、へこんでなかったのがすくい。 以前勤めていた高校、あるいは自分の母校では、余りに学力偏重主義の気がして反発を感じないでもなかったが、高校の役目を学力をきちんとつけること、とするのであれば、熱心な先生方が工夫して、仮に寺小屋方式だとしても、学力伸長と言う意味では成功していたと思う。また、聖徒の学力を伸ばしつつ、現実と希望を調整して行く進路指導の手腕は、価値の押し付けが全くないとは言えないだろうが、大したものだったと思う。学力は伸ばし、希望は最大限実現する補助輪の役目を果たすとしても、学力のノビシロは見極めないといけない。そういったことを放棄した進学指導はいささか無責任ではないだろうか。 ともあれ、仮に学校でモシを受けさせるのであれば、その手当ての仕方や結果の(数字の)見方も提示すべきである。渡しっぱなしでは学校で受けさせる意味もない。学校のあり方のある部分について、時折指導しながら考えさせられる。 ++ ドラマ「ロッカーのハナコさん」のあと、「阿川佐和子のお見合い放浪記」講談社+α文庫がドラマ化されて放映される。原著では阿川さん、20代から35歳くらいまでだったのだが、いきなり今回は31歳、フリーのフランス語翻訳家が主人公という設定だ(ちなみに、まったく意匠は異なるが、奇しくもロッカーのハナコさんも31歳であった)。31歳が生き方に揺れる*ビミョーなお年頃*であるらしい。たしかに、今やこの話、27歳とかそういう設定では視聴者にそっぽを向かれるんだろう。ううむ。それを思えば私はまだ若いってか? モラトリアム期間が年々伸びていることを喜んでいいのか悪いのか良く分からないが、ともあれ、アリーmy ラブのアリーや、「ブリジット・ジョーンズの日記」のブリジットだって31−2なわけで、今やどうも、30越えてないと*ビミョーなお年頃*と言えないようだ。ましてや、現在劇場公開中のヒュー・グラント主演「アバウト・ア・ボーイ」(about a boy)は、本音本であるところが共通すると、男性版「ブリジット・ジョーンズの日記」との触れ込みだったが、こちら主人公殿38歳。男性の場合は限り無く40ですか。 おそらく、30過ぎがビミョーな、というのは女性の場合、腰を据えて高齢出産をする覚悟をきめるか否か(あるいはパートナー探しにおいての諸々の価値観あるいはチャンス)というファクターが一つには・・もちろん、個々人によって事情も価値観も全く異なるのは承知の上で・・あるんだと思う。しかし今や39歳で結婚した山田邦子もフツーに「次は子どもを。。」なんて会話を親子でテレビでするように、子ども産み育てたい人も含めて、40前後までいける、みたいな風潮になって来ているのも事実である。 と、予告編を観ながら、妙なところで感心してしまった。 ともあれ、ちょっと今度は「ハナコさん」より地味めな感じの映像に見えた。 まぁ、かく言う私は相変わらずで、格別に洗練されているわけでもなく、 気がつけば髪の毛もまたパサパサしかけて来ていて、 相変わらず、きれいなオネエサンは私の憧れである。 -
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