今日の日経を題材に法律問題をコメント

2015年08月31日(月) セカンドオピニオン 悪い影響があると思う医師10%

日経(H27.8.31)社会面で、主治医とは別の医師に診療内容や診断結果の意見を求める「セカンドオピニオン」について、医師を対象に意識調査を実施した結果を報じていた。


見出しでは、「セカンドオピニオン要望 医師8割『不快感ない』」として、その点に着目した記事であった。


 しかし、アンケートでは、「セカンドオピニオンを求めたい」と告げられた場合、その患者との信頼関係に悪い影響があると答えているのが、10.6%もいることに注目すべきである。


 10人に1人の医師が不快に感じると思うと、「セカンドオピニオンを求めたい」とは言いにくいのではないだろうか。


 翻って、弁護士の場合はどうだろうか。


 統計がないのでわからないが、不快に思う弁護士は医師より多いかも知れない。


 行っている業務に自信があれば、「セカンドオピニオンを求めたい」と言われても、不快に思うことはないはずなのだが。


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