2015年06月19日(金) |
トヨタの常務役員が麻薬取締法違反で逮捕 |
日経(H27.6.18)夕刊で、警視庁は、アメリカから医療用の麻薬を宅配便で密輸したとして、麻薬取締法違反(輸入)の疑いで、トヨタ自動車の常務役員のジュリー・ハンプ容疑者を逮捕したという記事が載っていた。
別の報道だと、アメリカからの小荷物には、その薬を小分けにして入れていたそうである。
小分けにしたからといって、発見される可能性は低くならない。
むしろ、小分けにすると、違法性を認識していたことを示す証拠となるから、マイナスの効果しかない。
それでも、薬を小分けにするという行動に出るのが犯罪者の心理といえる。
この事件では容疑者は否認しているようであるが、薬を小分けにしたことの合理的理由を説明できない限り、起訴されて、有罪になるのではないだろうか。
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