| 2006年07月27日(木) |
フラッシュメモリーの発明の対価は8700万円 |
日経(H18.7.27)夕刊で、フラッシュメモリーの発明をした元東芝社員が、東芝に対価の一部として約11億円の支払いを求めた訴訟で、東芝が和解金8700万円を支払う和解が成立したと報じていた。
発明の偉大さに比較して、金額が少ないなあという印象である。
11億円の支払いを求めながら、8700万円で和解に応じたということは、裁判所の強い和解勧告があったのだろう。
職務発明の対価について、裁判所は、一つの基準を作ろうという意識が強いようである。
それ自体は悪くないが、その額はせいぜい1億円前後という意識があるのではないか(青色発光ダイオードは6億円であったが、一審判決は200億円であった)。
しかし、フラッシュメモリーが素晴らしい発明であることは間違いない(元東芝社員は、この発明により東芝は200億円もの利益を得ていると主張している)。
それなのに、その発明の対価が1億円を切るというのでは、発明に対する夢がなくなってしまうのではないか。
新興IT企業の中で何十億円というファイナンス話が飛び交っているときに、裁判所のスケールの小ささを感じてしまう。
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