2005年03月23日(水) |
情報保護のためにセキュリティー技術だけに頼ることは限界がある |
日経(H17.3.23)1面に、「守れるか個人情報」という連載記事で、保護技術の過信は危険ということについて書いていた。
例えば、指紋認証機能にしても、何らかの機会に指紋を読み取れば、それでゼラチン状の人口指ができる。
その人工指を作ってセンサーをなぞればロックは解除されるのである。
情報の保護に対しては、セキュリティー技術に頼るだけでは限界がある。
現状は、情報に対する違法な取得に対しては、事案に応じて窃盗罪、業務上横領罪、業務妨害罪などを適用して対処している。
しかし、今後は情報窃盗罪の新設など、トータルな処罰規定が必要となってきているのではないだろうか。
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