2005年02月20日(日) |
実況!銘菓の東西対決1 |
かくして始まりましたこの戦いは、 『O−1おみやげグランプリ2005』!!
実況は私と、解説の創生神でお送りいたします。
どうですかね創生神さん。 ここは京都駅、なんといっても“八つ橋”のホームですから。
「ええ、立ち上がりは早いでしょうね。 しかし“ひよ子”も侮れません。なにせ東京ですから」
東京ですもんね。
「それに銘菓なるものはしばし、 アウェイに有利な展開になることも多いですから。」
ピ――。試合が始まります。
先手を取ったはさすがの“八つ橋”! 猛然と“ひよ子”に攻撃…するかと思いきや、 なんと“東京ばな奈”にいきましたね!?
「敵の数を減らしておきたいところです」
そのへんで“うなぎパイ”が大阪“あんプリン”を追っかけ回してますが?!
「ほっといていいでしょう。勝負は見えてます」
さすが“八つ橋”!強い! 分身技“期間限定いちご風味”も炸裂!!
「マイナーメーカーでも攻撃力はありますよ。 “八つ橋”のネームバリューは、 商品名ではなくもはや品名の域ですからね」
あっ後ろで“あんプリン”が脱落しましたよ!
「当然ですね」
“うなぎパイ”はさらに“とちの実せんべい”を叩きに行ってます。
「さすがは名古屋。堅実なところをついてきますね」
東のリーダー“ひよ子”、攻撃には加わらず、 愛知“青柳ういろう”宮城“萩の月”を従えて、クールに高みの見物です! 一方で西のリーダー“八つ橋”! “東京ばな奈”を追い詰めて… おおっとここで広島“もみじまんじゅう”に交代!
「それが“八つ橋”のプライドなんです。決して手は汚さない!」
手負いの“東京ばな奈”ひとたまりもない! “もみじまんじゅう”と“博多通りもん”につぶされて、脱落だ!!
「やわらかいですからね。 しかし今のはいいコンビプレイでした」
後ろでは“うなぎパイ”が愛媛“坊ちゃん団子”に喧嘩を売ってます。
「そのスタミナには驚嘆ですね。」
待て待て待て――い! “博多通りもん”が“坊ちゃん団子”を助けに行きました!!
「『島』同士、ほっとけないでしょう。」
2対1、これで互角といったところ。 しかしそれを見て東チームの石川“柴舟”と静岡“伊豆乃踊子”、 “うなぎパイ”の加勢につきます。2対3です。 ちょっと遅れて“名古屋コーチンプリン”。これで2対4ですか。
「集団戦になってきましたね。 東チームも、ここで“うなぎパイ”を失うわけにはいかない」
多勢に無勢、“坊ちゃん団子”をかばって、 なんとここで“博多通りもん”が脱落!さすがは九州男児です。
だがひとり残された“坊ちゃん団子”、 “柴舟”と“伊豆乃踊子”に退路を断たれ、今まさに風前の灯。 そして“うなぎパイ”がとどめを刺そうとしたとき――
横から飛び出したのは徳島“小男鹿”、香川“木守”、高知“梅不し”! 微力ながらも力を合わせ、東チームに立ち向かう!
「四国の団結力ですね」
その心意気に、ついに西の秘密兵器“長崎カステラ”が動いた!!
「早い。まだ出すべきではない。 四国を見捨てるに忍びなかったのでしょう。 本来ならば“もみじまんじゅう”と組ませたかったところです」
そして“長崎カステラ”、やはり強い!でかい! まず手始めに“伊豆乃踊子”を、 “名古屋コーチンプリン”を、一瞬にして沈めました!
「さあ、こうなると“うなぎパイ”が黙っていませんよ。 中堅同士の一騎打ち、おもしろくなってきました」
“長崎カステラ”の攻撃!! “うなぎパイ”、“柴舟”を盾に防御!!
「あ、“柴舟”まだいたんですね。 けっこう硬いし、形も盾にぴったりです」
しかし“うなぎパイ”のその行為に、東チームの北陸勢、 富山“月世界”、福井“羽二重餅”からブーイング! これは仲間割れか?!
「せんべいは割れやすいですからね。 しかし“羽二重餅”を失うのは東にはけっこう痛手ですよ」
ここでCMを挟んでお送りします。
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