あおいです。 この日記の作者「モモ」の飼い主です。
科学的手法および因数分解による捜査により、 モモは、 エメット・ブラウン博士の発明したデロリアンことタイムマシンを学習机に応用して完成された野比家のミラクル引き出しにはさまれてあたまをぶつけ、しかるのち偶然にもマシンに乗ってしまい、「今日はなんの日」取材のためにセットしてあった「2002年6月22日」に迷い込んだことが判明しました。
そして、助ける方法はただひとつ。
物語を本当にする能力の持ち主、 「銀の詩人」さんに来ていただきました。
(どうも初めまして)
私、どうすればいいでしょうか…
(タイムマシンもすでに燃料切れ。 やむを得ません。 幸いここは大阪。 漫才パワーを使い、モモを元の世界に戻します。)
さすがは「銀の詩人」、なんて展開の速さなの。
(そのとき、モモの飼い主はその名を呼んだ!)
モモ――!
(もっと呼んだ!)
モモモ――!
(そしてボケた!)
スモモモモモモモモモモモ――!
(――そのとき。純白の閃光がモモを包み、そして!) (舞台暗転、スポットライトB・D展開)
「あおいちゃーん!」
モモ!
「んなアホな――!」
(かくして――。 つっこみパワーでエナジー充填、2003年に戻ったモモ。 感動の再会に二人はいつまでも、幸せに暮らしたとさ。完)
|