ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

劇場で「夜明けのスキャット」を - 2004年06月10日(木)

村上龍の自伝的ベストセラー小説「69 sixty nine」が映画化され
7月10日から全国上映されるそうだ。
宮藤官九郎が脚本、主演が妻夫木 聡と安藤政信ということで、
気には為っていたのだが、映画全編を彩るロック&ポップス&歌謡曲と
いった60年代音楽にTHE YELLOW MONKEYの曲が使われている事を
知って驚いた。1969年に由紀さおりが歌って大ヒットした
「夜明けのスキャット」だ。勿論、オリジナルである由紀さおりも入っているが、
劇中でも6月23日発売予定のサントラ盤でも、THE YELLOW MONKEYの
「夜明けのスキャット」が使われている。
凄い事だ!由紀さおりさんのオリジナルは、清楚な麗しい歌声で、
ともすれば歌詞の艶かしさ、妖しさは和らいでいるようにも聴こえるけれど、
YELLOW MONKEYの演奏、特に吉井和哉の歌声は、
夜と朝のしじまの中に蠢く妖しい淫らな情感を漂わせて、
それでいて歌謡曲ではなくロックなのだ。
これが流れる映像とは、一体どういうものなのだろう。
この他にもザ・タイガース「花の首飾り」、ゴジラ・メインタイトル、
狼少年ケンのテーマ等が使われているそうだ。
主題歌はCHEMISTRY「いとしい人」だという。
映画公開の前にまずサントラを購入するつもりだ。






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