2005年09月09日(金) |
仙台二高応援団、存亡の危機?! |
仙台の春の風物詩、仙台一、二高硬式野球部定期戦に欠かせない応援団が危機にひんしている。二高応援団は今夏3年生2人が引退し、部員ゼロ。同校は15日に団長選挙を行って立候補を促す予定だが、誰も出なければ教師主導の応援を検討する。一高応援団は「うちも団員2人と厳しい状態だが、定期戦で応援合戦を続けられるよう互いに頑張ろう」とエールを送っている。 二高応援団の創設時期は定かではないが、学校創立(1900年)間もなく活動を始めたとみられる。戦後も団員が多い時期には10人以上に上ったが、ここ数年は5人前後の状況が続いてきた。 今年は3年生2人だけで活動してきた。昨年は1年下の団員が1人いた時期もあるが、昨夏の甲子園予選で猛暑に倒れ、部を去った。3年生も夏の高校総体予選の応援を終えて引退し、初めて団員ゼロとなった。 応援団の晴れ舞台は、5月の一、二高定期戦。応援団は定期戦に備え、3月に3泊4日程度の合宿を組んだ後、4月下旬から1カ月間、朝と下校時に新入生を集めて、バンカラの厳しさで応援の仕方をたたき込む。 このほか、高校総体予選や甲子園予選も応援をするため、土日がつぶれることも多い。顧問の山本敦教諭(44)は「このハードさが部員が減る原因かも」とみる。 応援団の危機に在校生の思いは複雑だ。「団員が体調を崩してまで、応援団を残すのはどうか。大半の生徒はあまり関心がないのでは」とは、2年生の1人。一方で、ある3年生は「男子高としての伝統がなくなるのは残念。学校でみんなが団結し何かやっていくという空気が少なくなってきた」と寂しがる。 応援団OBからは存続を望む声が多いが、同校は在校生の意見を尊重する考え。団長選で立候補がなければ、2年生の中から応援委員会をつくり、教師が中心になり新入生に応援を指導することを検討中だ。 山本教諭は「今の生徒に合わせて、厳しい指導はしないようになると思う。応援歌だけは歌えるようにしたい」と話している。 (9/8,河北新報より)
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困ったことだね。 この手の問題は、あくまで現役の生徒がどう考えるか、という話だし。
ちなみに、「仙台二高応援団」とは、「仙台二高生徒を以て組織される」という話なので、「応援団存亡の危機」というのは正確には正しくない。「応援団幹部がいなくなる」という話である。 一応、1,2年の各クラスから「応援団委員」というのが選出される(応援団幹部が兼ねることも多々ある)ので、その彼らにリードを取らせることになるのだろうか。
俺が現役の頃ってのは、フェンシングやってた上に、時間の許す範囲で、硬式野球部の応援には(現在も?)行っているわけだが、応援のリードを取るかどうかというのは、それはまた別の話なわけで。 うーん、困った・・・。まーいろいろと。
(blogにも同内容を書いています)
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