2004年09月18日(土) |
改めてスト決行への経緯を考える/というわけで、大阪へ。 |
ってこのタイトル、前にも使ったような気が。
しかし、労使交渉の状況を新聞等で見ると、選手会側は、2005年からの新球団参入確約を求め、機構側が言葉でそれを確約するのを断った、それで妥結に至らなかった模様。
・・・というか、審査があること自体は選手会側も認識しているんだから、機構側が「努力する」云々の文言を入れて、その場はそこで妥結して(できれば、9月××日までに申請があった企業に関しては、9月28日のオーナー会議での議題にする、という確約があればなお良い)、その上で審査で落とす、という流れにすればよかったんじゃないの?俺が機構側ならそうしたね。
あと、古田が記者会見の冒頭で、「合併反対の70万署名が無駄になって申し訳ない」と語ったことを考えると、「合併はもう戻れない」ということも選手会は認識した、と。残念ながら。
選手会は「合併を一年掛けて審議」することを提案しているのだから、「加盟も一年掛けて審議するのが筋ではないか?」とのコメントも一部G党からありましたが、それは不可。なぜなら、そもそものオーナー側への不信感の中に、「将来的に8チーム1リーグ制を目指す」ことを考えているのではないか、というのがあるから。このままなし崩しにチームを減らされては困る。
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近鉄が「球団譲渡」ではなく、「合併」という道を選んだ理由を考えていたら、こんなコラムを見つけた。多少は(企業イメージとしては)納得かも。でも、結局悪評が立つことには変わらない、と思う。
(以下、引用)
●売る側のメンツ● オリックスと同様、近鉄も、恒常的に赤字の球団経営に嫌気が差している。近鉄はオリックスと「合併」すると言いながら、合併後の球団での出資比率はわずか2割であり(神戸新聞Web版04年8月28日)事実上の「撤退」なのは間違いない。それなら、合併だの球界再編(1リーグ化)だのと生意気なことは言わず、球団を買いたい企業(ライブドア)にさっさと売って撤退すればよさそうなものだ。
が、そうしないのは、球団を「買った側」(ライブドア)に比べて「売った側」(近鉄)が、あまりにもみじめな状況に陥る、という恐怖心があるからだ。
(文章が長いので、詳細は原文参照) ・クラウン→西武の例 ・東映→日拓→日本ハムの例 ・南海→ダイエーの例(この場合は大阪球場再開発のため悪評が立たない) ・阪急→オリックスの例(この場合は阪急もオリックスも赤字のため悪評が立たない) ・大洋漁業(マルハ)→TBSの例(いつのまにか撤退)
このように、企業にとって球団は、買うより売るほうがはるかに難しいことは明らかだ。たとえオリックスや近鉄が他の企業に球団を売る意思を持っていたとしても、「マイナスの宣伝効果」がこわくて「売りたくても売れない」という事情があると察せられる。
(引用終わり)
このコラムを見つけたのは、2chの「本命はライブドアよりソフトバンク参入」スレッドから。でも、本当にそう(ソフトバンク参入)になったら、俺的には、また仙台フランチャイズ以上にややこしい事態に・・・・。
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というわけで、バスツアーのキャンセルも効かないので、これから大阪へ行ってきます。今のところの予定は、 0945 なんばグランド花月 1300 長居第二 佐川大阪−愛媛FC 1530 長居 C大阪−市原 1730 デルアリ 大阪プロレス だが・・・長居→デルアリは絶対試合開始に間に合わないよな。 何かいい案があれば、掲示板の方にお寄せ下さい。
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