2003年05月15日(木) |
第58回仙台二高一高硬式野球定期戦Preview |
◎第58回仙台二高一高硬式野球定期戦 今年は5月17日(土)、13時より宮城球場にて1回戦のみ。 例年だと、今日(5/15)の夕方、一番町でPR行進だな。 なお、TV中継は5/17(土)14時より、TBCにて。
ここまでの両校の仙塩リーグの状況は、
・仙台一高 (予選ブロック) 一高 4−4 仙商 一高 0−8 利府 一高 11−1 向山 (2位決定戦) 一高 1−8 仙商
・仙台二高 (予選ブロック) 二高 )5−2 多賀城 二高 8−1 泉館山 二高 3−2 東北学院 二高 9−2 黒川 (準決勝) 二高 1−10 育英
…まー、二高は県大会出場を決めたけど、組み分けの妙、といえないこともないですし。
少なくとも、今年は一高から「二高の応援団、パナウェーブ」という野次が飛ぶのは間違いないでしょう…。
なお、ここまでの対戦成績は二高の25勝23敗9分。 H12年は二高、H13年は引分、H14年は一高。
参考:仙台一高二高硬式野球定期戦 仙台一高情報
あと、5/13の河北より。
「杜(もり)の都の早慶戦」と言われる仙台一高(菅井茂校長、961人)と仙台二高(佐藤隆信校長、955人)の硬式野球部の定期戦が、今年から1日限りの「1戦方式」に変わることになった。従来の「2戦方式」では学校週5日制に伴う授業時間数や球場の確保が困難になってきているためだ。全校生徒による応援合戦が風物詩となっている「伝統の一戦」も、時代の流れに合わせた格好だ。
今年の定期戦は、仙台市宮城野区の宮城球場で、17日午後1時に開始される。昨年まで定着していた2試合して引き分けの場合に3戦目を行う「2戦方式」を改め、予備日を1日だけ設ける「1戦方式」に切り替えた。仙台二高の64勝57敗2分けという通算成績が示す通り、100年を超える伝統の試合もぎりぎりまで減らされた。
試合数の圧縮の背景には、学校週5日制の完全移行がある。週5日制で県立高校普通科の平均授業日数は206日(2001年度)から192日(02年度)に減った。学校側は、本年度から新学習指導要領に基づき、「総合学習」などの授業も加わっているため、できる限り減少要素を断ち切りたい考えだ。
平日を行事に振り替えると、授業上の対応策としては、従来の「1日6時間」の授業枠を延ばすしかない。仙台二高では現在、週3回7時間、週2回8時間になっており、抜本的見直しも迫られていたという。
両校で2年間検討してきた上での一戦方式への変更だが、「歴史があり、できれば改廃したくなかった」(仙台一高)、「部、学校、同窓会で調整して出した答え」(仙台二高)といずれも苦渋の選択を強調する。
応援で鳴り物が使える宮城球場の確保も調整にひと苦労。特に社会人野球や高校野球の春季県大会などがある5月は、「伝統の一戦」という看板だけで会場を複数日押さえるのが年々困難になってきたという要素も働いているもようだ。 とはいえ、両校の野球部は一戦方式を前向きにとらえている。仙台一高の東谷俊也主将(17)は「多く戦いたいという気持ちもある。ただ、それ以上に定期戦の一戦を感動してもらえるような試合にしたい」、仙台二高の金森信之介主将(17)も「一戦だけに集中できる。まだ、定期戦で優勝を経験していないので今度こそ勝ちたい」とそれぞれ意欲をみせる。
…って、一日7時間授業?! 俺の時には考えられん…。
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