元記事はこちら。(2/8 朝日新聞)
日本テレコム買収に香港系大手通信会社が名乗り 携帯電話世界最大手の英ボーダフォングループで、国内固定電話3位の日本テレコムの売却交渉を巡り、香港系の大手通信会社、パシフィック・センチュリー・サイバーワークス(PCCW)が買収の最有力候補として浮上している。日本テレコム関係者も7日、認めた。米投資会社リップルウッド・ホールディングスなどと連携して交渉を進めている模様だ。 関係者によると、1月以降本格化している売却交渉では、PCCWとリップルウッドに、さらに他の外資系投資会社も加わってグループを作り、ボーダフォンとの間で買収価格などについて話し合いを続けているという。日本テレコムが強みをもつ法人向けデータ通信事業や、全国に約1万キロメートル張り巡らせた光ファイバー網を活用し、日本市場に本格進出したい考えだ。
リップルウッドについては、日本テレコム内部に「通信会社を経営できる人材が少ない」という指摘がある。このため、買収にこぎ着けた場合、固定電話やデータ通信などの運営実績をもつPCCWが経営の主体になると見られる。
PCCWは香港の財閥系通信会社。中国を中心に、インド、韓国、シンガポールなどを事業拠点として通信網をアジア圏に幅広くもつ。00年代に入り、英ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)の香港子会社を買収するなど、積極的な拡大路線を進めている。
一方、複数の関係者によれば昨年夏にいったん買収交渉を打ち切った東京電力もまだ意欲を示している。
香港にあるPCCW本社の広報担当は朝日新聞の取材に対し、「当社は未発表情報についてはコメントしない方針だ」と述べた。 --------------------------------------------------------------
リップルウッド・PCCWvs東京電力、という形でしょうか。
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