アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2009年05月26日(火) キミが夢で死んだの巻


昨日は夫が休みだったため、モツ鍋を仕込んだり、近所を散策したり。
焼酎「くじら」には出会えなかったが、酒屋巡りをした帰り道、
古本屋で「橋のない川」(住井すゑ著)の全巻セットを格安で手に入れる。

目が悪くなり、本屋からはずっと足が遠のいていたのだけれど、
路面に二棚だけ並んでいる、「本屋」と言うにはあまりにも小さく
支払いも「下の箱の中に料金を入れてください」という、無人の、
その小さな空間に並ぶ活字には、何とか焦点を絞ることができた。

私の手が、久しぶりに本を持った。



夜。あるいは明け方。
夢を見た。

私はNと会って話をしていた。
Nは何故か切羽詰った様子で、また会う約束をして、すぐに別れた。

が、実際には私はNを知らない。
背が高く細面の、眼鏡をかけている40代前後の男性。
夢の中の顔を鮮明に思い出すことはできるのだが、Nは一体誰なのか。

そして次幕。

何故か私は、以前勤めていた会社の人たちとともに警察に勤めており、
Nの動向を探る旨の指示を受けていた。

上司から、「Nが下まで会いに来ているぞ」と耳打ちを受けた私は
大急ぎで階段を駆け下りてゆくのだが、何故かスニーカーの靴紐が
大々的に解けている。
けれど焦る気持ちの方が先で、靴紐を結び直すことはせず、
まとわりついてくるそれを踏まないよう、苦労して避けながら、
必死で階段を駆け下りていく。

途中、Nは死んだのだと思いながら、階段を駆け下りてゆく。

建物の外に出たところで、後ろから他の警察官に声をかけられた。
「誰に会いに行くのだ」

振り返ると、その警察官の背後に
病衣姿のKがこちらを向いて立っていた。
ちなみに、「K」は既知の彼である。


息苦しさで目が覚めた。


Nは名を「ナカジマヒトシ」と言う。
何故私がその名を知っているのか。

ナカジマヒトシとは誰なのか。

警察官の後ろに立っていたKは私に何かを言いに来たのだろうか。


すべては夢の中の、お話。







*mixi(ID:2039121)同掲



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