アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2002年12月13日(金) 奥さまはテレビゲームがお嫌い

ふと気がついたらご主人様のバースデー。

で、あった。
1日遅れのバースデーカードを送った。
ごめんね。
ごめんね。
遅れてごめんね。

何回目かなぁ、とどこかで思いながらコートの前を掻き合わせて
西新宿の青梅街道を行き来する大型トラックの騒音に邪魔されながら携帯越しに話す。
この声はいつもの。

遠い声。

と、どこかで違う音が聞こえた。
彼女も彼女も彼も彼も知らないアタシが「いる」。

続かない途切れない呼気。
柱の陰に立っているアノコの目が切れる。
切りつけるような目が小田急の車窓に映るので焦点を遠ざける。

自律神経失調症気味のアタシは睡眠と消化器症状に障害が出ている。
久しぶりに薬を飲む。

ざらざら。
ざらざら。
ざらざらざらざらざらざらざらざら。

掌の上で踊るそれらはけれど確実には眠りに引きずり込まないので。
思い出しながらオナニーをする。

アレハダレ?
アレハナニ?

あれはいつ?

少し疲れたので肩を貸してください。
少し泣きたいので胸を貸してください。

「立ち止まってみたい。今。」

そうではなく。

「立ち止まりたい。今。」

今日、疲れた彼女はけれど仕事から逃れられずに残業をした。
お祭りに行くのだ、と。
一緒に行くのだ、と。
娘と連れ立って行くのだ、と。
満面の笑みで話していたのは、ほんの昨晩。

切ないだろうなぁ。
仕事を始めたばかりの彼女へ向けてパーテーション越しに「頑張れ」と送る。

忘れていた。
忘れていなければならなかった。
封印していることいくつか。
触れてはいけないいくつか。
思い出して思った。

みんな大きくなぁれ。

みんなみんな。
大きくなぁれ。


幸せになぁれ。



夫はテレビにかじりついてカルドセプト�兇鬚笋辰討い襦�





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麗香@夏野空 [MAIL] [MILK PITCHER]
 
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