アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2002年01月15日(火) ヒールの中身

昨年の暮れにヒールの高いブーツを買った。
形や素材は気にいっているのだが、それにしてもちと高い。
階段や坂道なんかがなけりゃぁそこそこ履いていられるんだが、
ちょこっと街中をウロウロするともう足首が痛くなってくる。
今日一日で3回はコケたかな。
階段なんかは落っこちそうでコワイ。
しかも自分の落ちる姿を想像しちゃうからヘンなところに力が入る。
で、より一層足首や膝に負担がかかったりするわけだ。

オイラは普段はあまりヒールの高い靴は履かない。
身長が少し高めだから、っていうのもあるんだが、
ヒールのある靴を履くとどうも踏ん張りが利かないんである。
心の踏ん張りが、である。
「ポキッ」といきそうになる。
ガシガシ歩くにはやはり低くて太いヒールがいい。
果たしてガシガシ歩く必要があるのか、なんでその方がラクなのか、
ラクである必要があるのか。
細くて高いヒールでコツコツ歩くとどうして泣きたくなるのか、
泣くとどうしてラクじゃないのか、ラクじゃないことになぜ抵抗があるのか。

考えたことはありませんか。


おそらくヒールの中身は人それぞれ違っているのだろうし。
高いヒールが好きだから心も折れやすい、とは一概に言えるワケもないし。
それでも自ら折れてしまいたいと思う時もあるワケで。オイラには。
高いヒールの靴を選んで履くのに、望んだヒールは今日も折れることなく
オイラを運ぶので、必ずどこかがイタイ。



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