ちょうちょうの気持ち
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きのう父方の祖母が亡くなった。
このばあちゃんとはとてもウマが合い、 預けられたり、自分で出かけて行ったり、 長い休みの時は滞在?したり、 とにかく小さいころから入り浸っていた。
お茶とか草取りの奥儀とか、 創作料理のうんちくとか トランプ、 ことにツー・テン・ジャックとか 夜遅くまで何度も付き合わせた。 骨董屋さんとかお茶屋さんにも連れて行かれたし、 お茶会にもついて行った。 大伯母の初釜で酔っぱらい、へろへろになったことも あった。たしか小2(;´∀`)
短歌も、最初は祖母を喜ばせるために始めた。 そぼの歌の批評をさせられるだけだったけど 今度は私の歌の批評もしてもらえた。
東京の叔父の家に身を寄せてなかなか会えなくなって それでも子供たち連れて会いに行ったりしたが アルツハイマーが進行し、心を通わせることが出来なくなって 久しい。 今年誕生日が来たら98才だった。 なにもわからなくても、寝たきりでも 祖母が生きているというだけで 安心できた。 賢い人だったのでそんな自分の状況は 望ましいものではなかったかもしれないけど でもやっぱりまだここに居て欲しかった。
・・・まあでも、大往生だもんねぇ。 あさって、お別れしてきます。
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