ちょうちょうの気持ち
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2007年01月27日(土) 三十一文字

ナーバスになっている時期って、神経がとんがっているせいか、
ぽろっといい歌が出来たはずなんですが、最近なかなか短歌の
スイッチが入りません。てことはそれほど不幸ではないって
ことですか。いや、もともと不幸などではないんですよ。
しかし、過ぎたことには拘るまいと思っても、なかなかそこまで
は達観出来ないものでございます。(・ω・)



4月〆切の連作の、テーマだけは決まりましたが、核となる歌が
出てきません。言葉を拾うためと自分に言い聞かせつつうろうろ
歩きまわっているのになぁ〜。


今年に入って、新しい出逢いがいくつかありました。
そのひとつが絵画教室なわけですが、今日も恐ろしい山道を
行って参りました。
今日は静物画だったのですが、ひとつのものをじっくりと見つめ
つづける時間って短歌モードのときに似ているかもしれません。
ふすまの上からゆったりとシーツをかけてセットされた果物たち。
夏みかんはまだ色が若くてすっぱそう。
息子はやっぱりかなり集中力がありますが、娘はぱぱっと描いて
できあがりっとやめちゃいます。今日は先生が他の絵を書いたら
と言って下さってものらなくて、絵本を読んだり猫を追いかけたり
していました。でも、それでいいんですよ、と言っていただけて
安心してしまいます。

「お母さんも集中していましたね?」って褒められ?ましたが
大人ですので。子どもたちは色塗りをして、私はデッサンのみだった
のですが、影の一番濃い部分がまだ思いきり濃く出来なくて、結果
全体がまだうすぼんやりした未完成の絵ですが、本当に久しぶりに
真剣に絵を描きました、これってかなり贅沢な時間でしょ。
最初は子どもたちは絵を描いて、私は本でも読みながら大人しく
待っているつもりだったのですが、母が一番次回を楽しみにしている
かもしれません。


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