ちょうちょうの気持ち
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ナーバスになっている時期って、神経がとんがっているせいか、 ぽろっといい歌が出来たはずなんですが、最近なかなか短歌の スイッチが入りません。てことはそれほど不幸ではないって ことですか。いや、もともと不幸などではないんですよ。 しかし、過ぎたことには拘るまいと思っても、なかなかそこまで は達観出来ないものでございます。(・ω・)
4月〆切の連作の、テーマだけは決まりましたが、核となる歌が 出てきません。言葉を拾うためと自分に言い聞かせつつうろうろ 歩きまわっているのになぁ〜。
今年に入って、新しい出逢いがいくつかありました。 そのひとつが絵画教室なわけですが、今日も恐ろしい山道を 行って参りました。 今日は静物画だったのですが、ひとつのものをじっくりと見つめ つづける時間って短歌モードのときに似ているかもしれません。 ふすまの上からゆったりとシーツをかけてセットされた果物たち。 夏みかんはまだ色が若くてすっぱそう。 息子はやっぱりかなり集中力がありますが、娘はぱぱっと描いて できあがりっとやめちゃいます。今日は先生が他の絵を書いたら と言って下さってものらなくて、絵本を読んだり猫を追いかけたり していました。でも、それでいいんですよ、と言っていただけて 安心してしまいます。
「お母さんも集中していましたね?」って褒められ?ましたが 大人ですので。子どもたちは色塗りをして、私はデッサンのみだった のですが、影の一番濃い部分がまだ思いきり濃く出来なくて、結果 全体がまだうすぼんやりした未完成の絵ですが、本当に久しぶりに 真剣に絵を描きました、これってかなり贅沢な時間でしょ。 最初は子どもたちは絵を描いて、私は本でも読みながら大人しく 待っているつもりだったのですが、母が一番次回を楽しみにしている かもしれません。
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