ちょうちょうの気持ち
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2006年11月12日(日) 風船の中かもしれないもわあああんと空気が少しも動かない朝



館山市文化祭短歌大会に行ってきました。
開会宣言のあとに物故者に黙祷をささげるというのが
もう、いかにも高齢者のつどいですよねぇ。
なんだかさびしいことです・・・。
当然わたし最年少です。
このような場に行くと、小娘のような錯覚をしてしまい
ますがもう43歳です。がくー。

詠草は128首出ていましたが、出席は2/3ほどでしょうか。
欠席者が目立ちました。
詠草が多いということでかなり急ぎ足の進行だったので
意外と早く終わってしまいました。

今日の歌会は進行役は次の歌の番号を言うだけで、披講など
はせず、披講者もなく講師がたったお1人で喋りっぱなしで
したので、なんだかお気の毒でした。ハードだったと思います。
選歌をされている先生方みんないらっしゃるのかと思ったら
講師の久々湊盈子さんお1人。ちょっと寂しいような気もしました
けど、毎年あんな感じなのでしょうかね。

それぞれの先生方15〜20首選んでそのなかから1〜3位を
また選んで、その得点で賞が決まるのですが、これは好みの
問題なのでけっこう割れます。重なっているのもありますが。
ちなみにわたくしの出したのは表題のうたで箸にも棒にもかかり
ませんでございましたけど。
講師の先生のコメントでは「かもしれない」を「なるごとし」に
直すように、とのことでしたが、それを口語に直したとしても
それではわたしのイメージする風船が小さくなってしまうのです。
まあ、そんなわけです。本当はちがう歌を用意していたのですが
短歌会の仲間のおばさまがたには「こっちのほうが良いわよ(許せ
る、ともいう)」とゆっていただいた方を出すことにしまして、
後で辛夷にちゃっかり載っていてあせりました。まあ、先生方が
辛夷を読むとは思えないのでいいんですけど。評判悪かったほうだっ
たらもっとくそみそにゆってもらえてそれはそれで面白かったかも
しれません。来年はがんばる!?

会が終わってから予習に買っておいた歌集にサインをお願いしましたら
講師賞の方の短冊に書かれた出来たてほやほやの短歌も書いて下さいました。
らっきー♪今日、定価で歌集を御買上げされた方々も「あら〜、サイン
していただけるの?じゃあ・・・」とおっしゃられていましたが
後の方は御名前だけだったかもしれませぬ。早いもの勝ちってやつですか?
いいとこどりしたみたいで申し訳ないですがうれしい♪

冬蕪みしりと甘きを鴨と煮て寒夜なかなか悪くもあらず(久々湊盈子)

  久々湊盈子さんの最新作、ですねぇ。

鴨とかぶの煮物ってうまそうですね・・・ぺらぺらの鴨肉しか見たこと
ないですが、あれでいいんでしょうか?あれじゃあまずそう・・・


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