ちょうちょうの気持ち
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きのう、のうきょうのひとがおこってやってきたそうだ。
わがやはさくねんあきにりのうをきめてから
なんでもかんでもかねめのものはたんぽとなって
ほけんきんもうしもきかいもぜんぶ
たんぽなのだ。
ねこはたんぽじゃない。
で、うしなんか、かってにうったりしないように
まいつきかぞえにきているんだけど
さくねんのくれ、あるひとが
「のうきょうはぜんぶもっていくからまるはだかに
されちゃうぞ、すこしはせいかつしきんがいるべ」
とゆってうしをかってくれた。
それはのうきょうのひとがうしをかぞえにきたひの
ばんだったそうだ。
わたしがそれをきいたのはすこしあとのことで
ひっこしだいきんとか、こどものがくひとか
あるいはらいねんしはらうしょうひぜいとか
しんぱいしていたら、そうゆうことで
どきどきした。
そしていちがつのすえ、また
うしをかぞえにやってきた。
「うったな」ってゆっているひとがいるのに
とくになんてことなくかえっていったそうだ。
さもありなんとおもっているのかとおもったら、
そうではなくて
どこかのいえのうしごやにうちのうしがいると
いうはなしをきいてから、きがついて
やってきたらしい。
すごくすごくおこって
もうかけいひはだしてやらない
とか
けいひもださない
とか
そのかねはどうした
とか
いっぱいゆっていったんだって。
むすこのどうきゅうせいのおとうさん。
だけど。
ほしょうにんをたてなくてはけいえいができないと
りのうをきめたとき、
おっとはものすごくつらかったのに
あっそう、ってかんじで
こうしゃのひとをつれてきてあやまらせて
あとはしらんぷり。
もうやめるんだからいくせいはうって
すこしでもさぎょうのふたんをへらすとか
なんにもさせてくれなかったくせに
いつぎゅうしゃでくびをつられるかと
どきどきしていたことも
しらないでさ。
それはるーるいはんかもしれないけど
あのときのうしをかってくれたひとの
ことばは
かんだたのめのまえにおりてきた
くものいとだったんだと
おもう。
のうきょうのひとがくれたのは
くびをつるろーぷ。
いつもろーぷのあなにくびをさしいれる
じぶんがみえていたんだって。
そのころのおっとの
ねがおは
こわかった。
いまは
なにもかもなくすし
ちょっとみじめだけど
ほっとしている。
ぜったいたすけてなんてもらえないから
めのまえにぶささがってきた
くものいとにしがみついた
だけさ。
ごめんよ、
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