ちょうちょうの気持ち
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札幌に行って来た。 日帰りで札幌なんて、数年前には考えられなかった。 汽車でも(こっちは電化されていないから汽車なのよ)5時間 近くかかったから。夜行なら6時間。 スーパー宗谷が走るようになってから片道3時間ちょいで行ける ようになり、札幌がぐんと近くなった。
と言うわけで、久々の札幌。 年に1度の血液検査である。しかし、半年ずれ込んでいる。 何でもないと、病院って億劫。 とはいってもあんまり行かないとそれはそれで不安になるものだ。 農繁期になる前にと思っていたのに既に忙しくなり始めている。 カレンダーのちょうど空白に日に思いきって出掛けることにした。
窓の外の景色がやたら新鮮なんでよくよく考えてみたら、なんと 雪景色以外の時期にJRを利用したのって初めてかも。 あったとしても夜。 いつも車で走る道の対岸からの景色をぼんやりと眺めながら今日中に まとめてしまいたい短歌のことなど考えていた。 でも、士別から隣りに座ったおばさんがとっても話好きで、そこから 先の道中はずっと話を聞いていた。 だけどそれがまた結構たのしかったのだ。 昔タイピストをしていたそうで、ススキノにある活字屋によく出張で 活字を買いに出て、ついでに洋画など観て来た話とか、その会社の 歴代のタイピストは、彼女を含めて3人も胸を病んで入院したとか。
さて札幌では忙しかった。 札幌近郊に住んでいる友人が出てきてくれて、久々に話しながらランチ、 それから病院にも付き合ってくれて、検査が終わると既に4時。 帰りの汽車は5時過ぎだったので何処にも寄れず、でもちらっとだけ ハンズに寄って原稿用紙を買ってあとは駅に直行。駅前はまた変わって おり、どさんこくんがいた。 それからちょっとしたお土産を買って汽車に乗り込んだ。 薄着をしていったら列車の中は空調が効いていて寒かったので、何だか 具合が悪くなりつつ、通路の向かい側のおじ2人の酒盛りをうらやみつつ ビールを飲んで短歌を作ってちょっと寝ているうちに、中川に着いた。 往復の運賃は14000円。 高いよなぁーー。 あ、そういえばうろうろする暇がなかったので、人酔いするほど都会を 満喫できなかった。残念。(>_<) ちなみに検査の結果はオーライ。
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