ちょうちょうの気持ち
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突然思い出したこと。
この前法事で帰ったときに母が 「何だかんだ言っても、あんたの子どもたちは幸せよね、 両親そろっているんだからさ〜。」 と言った。 そういえばそうだよなーーっと、私は思った。
私が片親で不幸だったわけではない。 母との確執はなかなかハードだったけど、実際ぐれたり 自殺したり家出するほどではなかったし、 そもそも離婚して父との関係がとりあえず落ちついてからの ほうがごちゃごちゃしていたころより余程しあわせだったと思う。 雑然とした家で(あー、今の我が家そのものじゃん、母は 認めないけどね)弟と母との三人暮らしは結構気楽だった。 でも、いつもいつもいつも思っていたと思う。 これはいわゆる普通の家庭ではないんだと。 そして、思春期の私は狂おしいほどに「両親揃った平凡な家庭」 というものを求めていた。そこではお父さんは子どもの尊敬に 耐え得る人物で、お母さんは我が子のためにせっせとお弁当を 作り、世話を焼く。 今にして思えばそんなことはそれほど重要じゃないって気もする けど、きっと子どもには重要なんだろうな。
ということはやっぱりうちの子どもたちはシアワセなんでしょう。 両親が仲良くしているっていうことはおうちが頑丈ってことよね。 それだけが子どものシアワセじゃないけど、 ないよりはずっといいものなんだと思う。 そういえば私もオットも持っていなかったもの。 いいなぁーー。なんちゃってね。
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