ちょうちょうの気持ち
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2002年05月26日(日) 家族というシアワセ

突然思い出したこと。

この前法事で帰ったときに母が
「何だかんだ言っても、あんたの子どもたちは幸せよね、
両親そろっているんだからさ〜。」
と言った。
そういえばそうだよなーーっと、私は思った。

私が片親で不幸だったわけではない。
母との確執はなかなかハードだったけど、実際ぐれたり
自殺したり家出するほどではなかったし、
そもそも離婚して父との関係がとりあえず落ちついてからの
ほうがごちゃごちゃしていたころより余程しあわせだったと思う。
雑然とした家で(あー、今の我が家そのものじゃん、母は
認めないけどね)弟と母との三人暮らしは結構気楽だった。
でも、いつもいつもいつも思っていたと思う。
これはいわゆる普通の家庭ではないんだと。
そして、思春期の私は狂おしいほどに「両親揃った平凡な家庭」
というものを求めていた。そこではお父さんは子どもの尊敬に
耐え得る人物で、お母さんは我が子のためにせっせとお弁当を
作り、世話を焼く。
今にして思えばそんなことはそれほど重要じゃないって気もする
けど、きっと子どもには重要なんだろうな。

ということはやっぱりうちの子どもたちはシアワセなんでしょう。
両親が仲良くしているっていうことはおうちが頑丈ってことよね。
それだけが子どものシアワセじゃないけど、
ないよりはずっといいものなんだと思う。
そういえば私もオットも持っていなかったもの。
いいなぁーー。なんちゃってね。





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