ちょうちょうの気持ち
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午前中、例の牛が連れて行かれた。 彼女の居た場所は、両隣の牛が斜めに座ったらすっかり塞がって しまった。ぽっかりとそこが空いているよりはいいか。 「うしの最後ってなんか悲しいねぇ〜」 と、草太がつぶやいた。全く同感である。 牛の命をこんなふうに決めたりして、ばちがあたらないんだろうか?
夕方、ただ1匹生き残っていたりんごの子どもが死んだ。 どうもはなちゃんが座布団の下に敷いていたようだ。 はなちゃん、はげしく否定していたけど、よくよく聞いたら間違い なさそう。 「座布団の下になんかあるような感じしなかった?」 と聞いたら 「おもちゃがあったんだよ〜」 って。草太と私、無言で頷き合ってしまった。 そしてみんなに「猫殺し〜」と責められたはなちゃんなのであった。 はなちゃん、1才そこそこの頃にも目の開いていない子猫を振り回して 殺した前科有り。こわ。
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