ちょうちょうの気持ち
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当然のことながら、牛の顔は皆違う。 白黒の模様の入り具合はもちろん、 前髪(?)の生え方や顔の長さなんかも。 母子はもちろん似ているし、同じ種(父だわね)でも そっくり。
就農当時はオットと2人でがむしゃらに働いたからだろう 牛の名前も血縁関係もすべて頭に入っていたけど、下の2人 が産まれてだらだらしていた間に牛が随分入れ替わって 顔と名前が一致しなくなってしまった。 名号板でも貼ってあれば仕事中に見て覚えるんだけど、 それすらもないし。 台帳の整理をするから牛の名前は結構頭に入っているけど 生うしと一致しない。ああ、情なや。 だけど、顔を見ると、馴染み深い牛の子孫なんかわかるのだ。 共に過ごした牛が居なくなってしまっても、その子や孫が 居るのって、なんかうれしい。 なんだかんだいっても、家族なんだよなーー、と思う。 人にうんこ水をかけるような憎たらしいお方でもね。 (↑根に持っている)
さて。 規模の大きい牛やさんとは比べ物にもならないけど、我が家でも ぽつぽつと子牛が生まれている。 今年に入ってからはオスばっかだったけど、やっとメスが生まれ てきた。この子達が子牛を産んで乳牛として働いてくれるように なるのは順調にいけば2年後の春。 足なんか上げない良い子に育って欲しい・・・。 この春の初産はたーいへーんよぉぉぉぉ。
もしオットが倒れたら、絶対1人では搾乳できません。
怖くって。
いつもおっとりした牛だけを私が搾っているんだもん。
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