ちょうちょうの気持ち
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2002年03月29日(金) 元気でチュウ

昼間、めぐがオットと一緒に”ピカチュウ元気でチュウ”という
昔懐かしいゲームをやっていた。
ピカチュウにマイクで呼び掛けて動かすやつ。
これって草太が2年生か3年生のクリスマスにサンタから
もらったやつで、朝っぱらからでかい声で
「ピカチュウ、おはよう!
 ピカチュウ、かわいいね。
 ピカチュウ、これからずーーっと一緒だよ。」
なんて言ってるのを聞いて妙に気恥ずかしくなったものだ。
最初は恥ずかしがって
「おとうさん言ってよーー」
なんてくねくねしていためぐだが、そのうち夢中。
いつのまにやら草太まで湧いてきて、めぐのマイクを取り上げて
泣かせたりしていた。ホントにうるさい人たち。


元気、元気。
元気っていいよね。
貧乏でも家族仲良く、元気で暮していければいいわ〜♪と思って
いたらあるときある人から
「あなたからは必死さというものが感じられない」
と言われた。経営が軌道に乗らなくて、大変だというのに今の
生活をなんとしても守り通すぞという必死さが、まるでない、と。

ずっきん。

ずっきん。

ぐさぐさと突き刺さって来るのはそれが図星だから。
今のこの仕事がダメになったとしても、きっと生きていけるだろう、
生きていれば何とかなるさと、思ってしまうのだ。
店員などしている自分の姿など想像することもある。

人生をなめているわけではないし、努力をしていないわけではない。
挫折しないに越したことはないけど、挫折しても立ち上がれるバイ
タリティーも、ある。
今ここでこうしていることだって、最初のビジョンとは大幅に
ずれちゃってるわけだし。

でも、挫折しない人は挫折しないために必死の努力をするのか。
ではやはり必死さのない私は・・・!?


だから時々私は自分に問い掛ける。
これからどうしたいのか、と。
そして、今より少し、必死になろうと、思う。





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