山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年11月12日(水) リハビリ始まる

今日からリハビリを開始した。(こう書くのは2度目である。労災病院でも一度リハビリを始めたのだった。)リハビリテーション室は地階にある。青森労災病院に比べたらとっても狭い。労災病院のリハビリは充実していると聞いたことがあったが本当だったのだろう。

今回の担当の理学療法士は齋藤花織さんという三十代ぐらいの感じのいい女性。ここでもラッキーというべきか。今日のメニューはベッドでの脚の関節の伸ばし、筋力トレーニングと、上半身の筋トレ。コルセット着用で落ちた腹筋背筋の復活トレーニング。これだけでも最初は負荷がかかる。次にベッドに起き上がって、別のトレーニングを開始しようとしたときに点滴のポンプの警報ブザーが鳴り出した。止むを得ず今回はここでおしまい。次回からは電源コードを持参することにした。

とても優しくて感激した。リハビリの先生はやはりこうでなくちゃ。どこぞのリハビリでは初日から気分の悪い思いをし、いつまでも同じ気分を味わい続けた。ここだと気分良く回復させてもらえそうな気がする。

病室に戻り看護婦さんに見てもらうと、エアーレベルといってチューブにエアーがたまって警報が鳴ったのだそうだ。ということは電源はバッテリーだけでもいいのかもしれない。

ここは大学病院というだけあって、毎週「教授回診」というのがある。昨日は私の第三内科だったし、今日は隣のベッドの人の神経内科の教授回診だった。これがなかなか物々しい。その教授らしき人に総婦長、そして以下10人ぐらいもの医師がぞろぞろとついて回る。

そういえば市民病院でも科長回診というのがあって、同様の光景が見られた。それを見ているのでこちらでも同じようなことをしているなという感覚で見ていられた。ただ労災病院では一切そういうことはなかった。主治医の先生が一日一回調子はどうですかと回ってくるのみで、市民病院の先生が紹介状を書いてくださったK先生には入院した日に会っただけで、病室にはただの一度も顔を見せなかった。


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