山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年08月31日(日) 短歌指南

今朝の目覚めも悪い。薬のせいなのか、すっきりと目覚めない。天気も良くないからかもしれない。

痛み止めの薬の量を少し減らしてもらってからは、日中の眠気やムカつきは少々減った。先日薬剤師から聞いたところによると、この「コンチン」という痛み止めは医療用のモルヒネだそうで、できればこういうのはあまりお世話になりたくないものだ。できるだけ少ないほうが良い。

朝食後、急な腹痛にみまわれトイレに走る。薬剤師によると「コンチン」は100%の人に便秘をもたらすそうだ。問題はその度合いであるが、それに悩まされ続けている。さすがに摂取量を減らしたので便秘は解消されたが、逆方向へいった。この辺の加減が難しいところである。

午前中は妻が出かけている間にプロジェクトXを見る。今日は「絶体絶命650人決死の脱出劇 土石流と闘った」であった。

昼食前にはいとこの有泉智子・芳明夫妻が見舞ってくださる。私の父親の様子を見てきた後に寄ってくれたそうだ。ちょうどパソコンで「ソンバン」先輩の中国のリポートを読んでいるところだったので、話題はパソコンに集中した。まず壁紙にしている背中の傷を見せた。これには感動してもらえた。智子は学校事務、芳明は郵便局勤務だが、職場ではエクセルが使えることがステータスのようである。

芳明氏から宿題をもらった。「全国の県庁所在地で、県名と同じ名前の都市に県庁があるところと、そうでないところがあるが、これはどういう理由によるものか。」というものである。ある程度察しはついているらしいが確証がないらしい。もし読者の中でご存知の方がおられたらご教示いただきたい。

昼食後、東京事務所長の風張知子さんがきてくださった。今週は八戸市の将来にもかかわるイベントが目白押しだったので、それらに出席するため急遽帰八したのだそうだ。岩手県主催の県境不法投棄への対処についての説明会や、昨日開催された海の八戸ツアー&セミナー(政策推進室所管)などだ。彼女と話していていつも感じるのは高い見識と前向きさだ。こういう人物だからこそ東京事務所長にも抜擢したのだろう。

そして今日病室を訪れた理由は、『短歌指南』のためであった。人は痛んでいるときに良い歌ができたりるすものなのだそうだ。そう言って短歌入門書を一冊、歌集を一冊差し入れてくれた。これはいよいよまじめに取り組まなければならなくなってきた。

午後4時過ぎ、高専時代の同級生、房間建設の房間忠志社長が見舞ってくれた。鶏の卵を持ってきてくれたのだが、鶏が卵を産み始める最初の卵で「クスリグイ」と階上の地元では言うのだそうで、その名の通り薬になるそうだ。中には黄身がきちんと形成されていないものまであるらしい。彼からは今の八幡の自宅を建築してもらって15年になる。

夕食直前、政策推進室の山本さんが来てくれる。新しい診断書ができていたので、これをお願いした。またお借りしていた本を返した。昨日のセミナーもうまくいったようだ。いろいろ忙しそうだががんばってほしい。


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