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推敲もせずに書き連ねていますので、事実関係に間違いがある可能性もあります。ご了承ください。


2004年05月10日(月) ライプツィヒへ日帰り

どうも、この頃、イライラする事が多いのです。
日帰りでライプツィヒまで室内楽のレッスンを受けに行った帰りの、ICE(一応、ドイツの新幹線)の中。

なんと、修学旅行なのか、10代後半の若い子たちが、ほとんどの座席を占領している!!もう、地獄でした・・。
ライプツィヒから乗り込んだ私達一般客は、車両の間にぎゅうぎゅう詰めで立っている状態。
見ているこっちが心配になるような、ヨロヨロしたおばあさんまで、立っているのです。
なんで、譲ってあげないんだ、あの子達。
おばあさんには気が付かない、もしくは気が付いても無視している若者たちは、ギャーギャー騒ぎながら、煙草の吸える車両と自分の座席との間をひっきりなしに行ったり来たり。
ただでさえ、立っているのがつらい状態なのに、人が通るたびに何とか隙間を作る私達の身になってみろ。
もう、ブチギレ寸前。
お喋りは、まだいい、許す。だけどね、
おとなしく座ってらんねーのか、ドイツのバカモノたちが!!
だいたいお前ら、煙草が吸えるようになったばっか(こっちは16か17歳で煙草OKなんですよね・・)の、よちよちのヒヨッ子のクセにー!!

・・・と、かなり、かなり、イライラした顔で、2時間過ごしてしまった私。
ベルリンについて最初の駅で、その何十人もの若者達が降りていって、ホッとしたときに、その立っていたおばあさんと、ちょっと話をしたのです。
おばあさん、つらかっただろうに、文句一つ言わず、明るい顔つきをしていらっしゃって。
まあ、よくあることよ、ぐらいのノリで。
いやいや、この若輩モノの私が、こんなにイライラしちゃって、恥ずかしくなっちまいました。
多分、不細工な顔をしていただろうなー、私。

しかし、若いって、こういうことを平気で出来てしまうパワーなんだよな。
あんなにキャピキャピしていた時期が、私にもあったんだよな・・。
ていうか、私も歳を取ったなあ、つくづく。
もうちょっと若ければ、あの若者達の中の、カッコよさげな男の子に目をつけて、座れなくてもドキドキ華やいだ時間を過ごしていただろうに(笑)。
・・・いや、そんな問題じゃないですか、はい。



プーランクのトリオを、現在やっているのです。
オーボエ・ファゴットと一緒に。
なかなか、テンポが速くてピアノは大変なのですが、楽しいノリノリの曲なので、テンション上がる上がる。
でも、さすがに1時間半強の合わせの後、お昼ご飯を食べてまた2時間みっちりレッスンは、かなりキツかった〜。
朝早くから、ベルリンと往復したしね。

管楽器の二人には、私の夏の室内楽の試験のために付き合ってもらっているので、なんだか今日のぶっ通しのレッスンは彼らには申し訳ないくらいでございました。
ありがとさん、お二人。


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