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日記の写真は素材ではないものもあります。
無断転写しないで下さいね

2002年02月23日(土) 『検査の結果・・・』

(2月19日)朝から、ドキドキ。

嫌だな〜、ガンだったらどうしよう・・・と思いながら病院へ。

脱ぎやすいように前チャックの服。

リンパ腺の検査をされても恥ずかしくないように、

脇の毛はいつもより念入りにお手入れをしました。

冷や汗をかいて臭うといけないので、

汗の匂いをおさえるスプレーもシュッシュッと・・・

これじゃあ初体験の女の子の気分ジャン。

って全然ちゃうよぉ。(T_T)






乳がんの検査は外科でやるんですよ。

乳腺専門の先生だそうです。

病院に着くと人がいっぱい。











メンバーは年配の方が多いようです。

何気におばちゃんがこっち見てるし・・・

こんな時に写真撮ってる私もなんなんですが^^;

受け付けをするとすぐに問診表を書きました。



症状、、、、おっぱいにシコリがある、、と。

はぁ〜。







それから診察の前にすぐレントゲンを撮って来て下さいとの事。

マジ、ため息とともに放射線科へトボトボ。

奥の方にある廊下でポツ〜ンと待っていました。



なんだかひとりぼっちでとっても寂しいです。











話しは前々から聞いていました。

乳がん検査のレントゲンって、

おっぱいをムギュ〜〜〜っと挟んでするらしいです。

痛いとも聞きました。

う゛ぅ、、、。













手に汗をかいて待っていると、

女のレントゲン師さん(っていうのかな?)が来ました。

女の人でホッとしました。

「上半身裸になって下さい」

「はい」

服を脱ぎ、いよいよレントゲンを。















その装置がこれ。

(私が実際やったやつ)












メーカーはTOSHIBA。

サザエさんの提供だ!

ってそんな事はいいんです。












挟みましたよぉ。

ふくらみの少ない私のおっぱいを。

写真ではかなり見栄張って大きく見せてるんだよね。

寄せ上げ・・・(−−;

とにかく挟んで挟んで圧迫するんです。

ギュ〜ギュ〜ギュ〜〜〜〜。

ぐ、ぐるじい。。。。

痛い〜〜。

く〜〜ぅ。

「はい 少しの間息止めて下さい」

「あ゛い」

ゼエゼエゼエ。

両胸撮りました。








終わってみるとおっぱい全体が真っ赤。

SMかこりゃ。

苛めて、私を。

Mなの。。。

ってさぁ、、、プレイなら快感もあら〜が、

ガン検査だもん、不安と痛みだけ。

うえ〜ん。














レントゲンを撮り終え、

「着替えたら鍵を開けて出て下さい」

とレントゲン師さんは部屋を出て行かれたので、

その隙に装置をデジカメで撮りました。


















そのレントゲン写真を外科に渡して、

それから診察までずいぶんと待たされました。

待合の長いすでボーーー。

ボーっとしていると不安の波がドバ〜っと押し寄せてきました。


















私。

ガンかも。ガンかも。ガンかも。ガンかも。
ガンかも。ガンかも。ガンかも。ガンかも。
ガンかも。ガンかも。ガンかも。ガンかも。


















いかんいかん!!

と思い、持ってきた本を読みました。



こんな私でも悩みや心のモヤモヤがあるんですよ。

ふぅ〜。

でも、この本がとってもよかった。













ふと前を見ると、

なんだか新しい出会いの始まりを目撃してしまいました。














「いや〜混んでるね」

「私は今日は付き添いで来たんですよ」

「ほ〜そうかね」



いくつになっても恋は出来るぞ〜!

病院も出会いの場だね。

にゃんて。

のほほんとしてる場合じゃないよ。








横を見ると病院の中庭がありました。

人の心を癒す為かな。



ゲコゲコ。



おまえも私の心を癒そうっていうのかい。

なかなかいい、マヌケ面だよ。













そうこうしていると、やっと呼ばれました。

「星野 愛さま」

ドキ!







中に入ると、

優しそうな、人の良さそうな、むっつりスケベそうな、

先生がいました。







「シコリがあったのはいつ頃からですか?」

「去年の10月くらいからです・・・」

「きょ、去年の10月、、、^^;;;」


ほっとき過ぎか?(T_T)


「心配になって?」

「はい 親とかもハッキリさせた方がいいと・・・」

「じゃあ そちらで上半身裸になって下さい」













と、カーテンが引かれ、私は服を脱ぎました。

横になると先生が来ました。

ドキドキドキドキドキドキ。

「両腕は上に上げててね」

言われるがままに、ベッドでバンザイ。

脇、丸見え!

エッチの時でもこんなに見せやしないさ・・・

でも、恥ずかしいとか言ってらんないのねん。






プニプニプニ。

と手で触診。

「シコリはこれ?」

「はい」

「ちょっとマジックで印付けとくね」

ボディーペインティング?

脇の下のリンパ腺もグリグリと触られました。

それから

「ちょっとあったかくて気持ち悪いけど ごめんね」

「はい・・・」

と、両おっぱいにヌルヌルのジェルをかけられました。

エコーの検査です。

はぁ〜あったかい、、、今度はローションプレイね。

ニュルニュル。はぁん、気持ちいい。

と思えればいいのですが・・・













モニターにシコリがうつってました。

何枚かエコーの写真を撮って、

先生はカーテンの向こうへ。

私はタオルケットをかけられ、天井を見上げていました。

どうなの?先生?

聞けないままドキドキしていると、

















「星野さん 一応ね硬さと形から言って、

 良性のモノだと思いますよ^^」

「そうですか」(ホッ)

「考えられるのは繊維線種」

(やっぱり)

「念のため 細胞を取って検査しますのでね ちょっと待っててね」

( ̄□ ̄;)はう。

(そ、それも やるんすか?)

確かそれって注射器を刺してやるやつだよ・・・











痛いのか?痛いのか?

注射器で肉を吸い取るんだよぉ。

ひえ〜。

「ちょっとね〜チクっとするけどね 

 2回刺さないといけないんですよ

 ごめんね

 場所的に結構痛いとこだもんね 我慢してね ごめんね」
















そんなに謝らないで〜!

「予防注射の痛さくらいですか?」

「う〜ん ちょっとね」

なんかごまかしてるよ。(TOT)

一体、どんな痛みじゃい!

で、シコリのあたり一面にヨードチンキ。

ヌリヌリ。

注射器を見ると傷みが倍増しそうなので、壁側を向いていました。









「じゃあいくね」

チクッ。

うっ。

う?

にゃ〜んだ、普通の注射くらいの痛さじゃん。

2回目も痛かったけど、我慢出来ないほどではなかった。

ていうか、レントゲン撮る時の方が痛かったよ〜。

私、恐がりのくせに意外と痛みに強いかも。

Mのせい?

子供産んでるからね。

その時の痛みに比べれば、大抵の事は我慢できそうな気もする。









「年齢的に言っても シコリを見ても良性だと思います

 細胞の検査の結果は一週間後に出ます

 その結果を見てから 今後シコリをどうするか

 切るかどうかなど決めましょうね」

との事。

切る?

切るのは嫌だよ。














でも、とりあえず良性みたいだ!

よかった〜。

会計を済ますと5,310円だった。

たけ〜〜。

安心を買ったと思えば安いかな。












ホッとしておなかが空いたので、

ラーメンセットを食べました。



720円。

奮発したわ〜一人でちょっとしたお祝いだ。











夕方、心配していた母に電話で話すと、

「よかったね・・・・」

と、また涙声だった。

いつも、はっきし言ってきつい口調の母なのに。

電話を切ったあと泣いていたんだろう。

こんな時、全然平気を装う自分も変なんだけど、

つくづく、親より先に死んだら親不孝だよなぁ。

と思いました。












色々悩みはあるけれど、こうして無事生きていられるだけでも、

幸せだと思わないといけないのかもしれない。

今回、神様がそう思わせるチャンスをくれたのかな。
 
気持ちの持ち方を変えるだけで、

何も変わらない毎日が、ちょっと違って見えてくる。

幸せはこんな近くにころがっていたのかもしれない。





※更新遅くなってごめんなさい。



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