アナタの一番で在りたいと願った。それが、ボクの当然の権利だと。勘違いしていたんだ。アナタの暖かに滴る鮮血を被ってしまった今、ボクはアナタを救う術を知らない。傍で、共に、朽ち果てることさえ、ボクには許されていない。ボクは、なんて非力なんだ。