いつだってそうだ。私の方を見もしないで。いつだってそうだ。私のことを馬鹿にしてるのか。いつだってそうだ。そうやって高みから、そうやって地の上から、私のことを蔑んでいるのか。いつか、この手に閉じ込める。そのしなやかな首筋に、今、一筋の鮮血を。・・・―鈴生芹華に捧ぐ。