おえかきレッスン? - 2004年06月19日(土) ひとつめはボイド。 ボイド?……聞きなれない名前を受付で聞かされ、ヘルプの人かな……と予想。 わしらの教室に見慣れない講師が入ってきた。 ああ、やっぱりヘルプでやってきた人だ。 彼はオーストラリアのメルボルンからやってきた人。 母国では美術を高校で教えていたそうだ。 好きな画家はゴッホとレンブラント。 時間のあるときは、風景画を描くと言っていた。 いい趣味だね。 ふだんは県内のC校で働いているらしい。 もしやと思い、マーク(加)を知っている?と尋ねてみたら。 「彼は以前このブランチで働いていたと言っていたよ」 ビンゴ! マーク(加)は、春ごろまでうちのトレーナーとして君臨していたのだが、C校へ異動になってしまった。 C付近に家を建てたと言っていたので、計画的なものだったのだろう。 レッスンは人物描写がテーマ"Describing People"のユニット。 テキストにいっぱい人物の写真が載っているので、ひとつピックアップして人相を言う。 もうひとりの生徒さんはそれを聞いて似顔絵を描く……。 さすが美術畑の人らしい企画。 わしは、レベル4のところからジョン・レノンの写真を選んだ。 日本語でも人相を説明するのは苦手。 日本語で言えないものが英語で言えるわけがない。 せめて見慣れた人じゃないと……。 結果はやはり特徴をうまく伝えられなかったです。 丸いメガネで強引に帳尻を合わせたというか。 もう一人の生徒さんが人相を言って、わしが書く番。 なんだかグランジ系のミュージシャンのような顔を描いてしまった。 ネタはレベル4の怪談のところだった。 そこには、長髪で髭もじゃのあやしい男の写真が載っている。 わしの絵はちょっとハンサムすぎた(汗)。 その絵をボイドにプレゼントしてレッスンは終了。 ふたつめはジョナサン(豪)。 生徒さん経由の情報でようやく出身国だけわかった。 あとは未だに謎である。 レッスンのテーマは"discrimination"。 つい最近サイ(英)のレッスンで同じテーマをやったっけ。 まずは、"discrimination"の定義から。 "people mistreating other people because of a difference but with no reason" とジョナサンは説明した。 さらにどんな差別があるかをブレーンストーミング。 racial、gender、age、phisical/mental disability、economic status、social statusなどが挙がった。 これをふまえて、"Canadian promotes tolerance-Language teacher creates picture book to fight discrimination"という新聞記事を読む。 福岡で英会話教室を営んでいるカナダ人男性が自費出版で「にじのこどもたち-The Rainbow's Kids」という絵本をリリースしたお話。 彼はカナダにいるとき肌の色による差別をうけててきたし、他の子供たちも同様にいじめられるのを見てきた。 現在3人のお子さんがいらっしゃるのだが、やはり日本の学校でもいじめられてつらい思い。 こうなったら絵本を出し子供たちに差別を啓蒙するしかないと思い立った。 「にじ」は、人種・肌の色が違っても、お互いに理解しあえばこんなに美しくなるというメッセージ。 この記事の内容を理解したあと、差別をなくすためにどうしたらいいかを考えようとジョナサンは言った。 彼は4つのキーワードを提示した。 "media"、"education"、"law"、"society/social" この中からひとつ選んで文を組み立て、どんな差別があってそれをなくすにはどうしたらいいかを発表する。 わしは、江戸時代の士農工商みたいな話をしたのだが、アドリブだけにめちゃくちゃになってしまった。 合掌。 英会話のあとは、Rへ行って買いものついでにカジュアル・フレンチの店でランチ。 ここのケーキがウマウマー。 パンと数種類のサラダが食べ放題でうれしい。 そのあとは地元を探検しつつまったりと。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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