Nポイント・Voiceチケット消費強化月間その3 - 2003年05月18日(日) Nポイント・Voiceチケット消費強化作戦はこれで最終日を迎える。 チェック・インすると教室の番号だけ言われた。 あれ?いつも講師名も教えてくれるのに……。 誰に当たるのか?ギリギリまでドキドキというのもたまにはいいカモ。 開始の鐘が鳴ると講師陣がゾロゾロと各自教室に散っていく。 果たしてひとつめは……自分の教室に入ってきたのはなんとパム(英)! いやっほー! いいねえ。最高のドキドキやね! 今日の彼女は男っぽい黒のスーツで不思議なファッション。 首に巻いたスカーフがよく似合う。 のっけのフリートークはカラオケ。 パムは来日以来カラオケにハマっているらしい。 英国のカラオケはステージに上がって歌うスタイルでずいぶんと雰囲気が違うらしい。 ガブリエルの送別会でも大いに盛り上がったそうな。 タニアとマイクの奪い合いしたとか(汗)。 あと、他の生徒サンが映画"The Hours"を見てストーリーがよくわからなかったという話から、 "Sense And Sensibility"や"Bride And Prejudice"の原作で知られるJane Austenの話に。 この作家の書き方は"stream of consciousness"といって、 きちっとした構造をもたず人の心を読んでいるかのような文体なのだと。 パムは学生時代に文学を勉強してたのでこっち方面は強い。 本の話題をつっつくと貴重なウンチクを披露してもらえる。 わしも時間さえあれば、いっぱい本を読みたいのにな! レッスンは"Who, Which, That, Whose, Whom"のユニット。 パムはあまり日本人の有名人を知らないので教えて欲しいと言った。 他の生徒サンは考え中なので、わしは坂本龍一を語ってみた。 パムは教授もYMOも知らなかった。 まあ、無理もないか……。 映画「ラスト・エンペラー」でアカデミー賞とったんですよと教えたらビックリしてた。 このユニットは文字通り関係代名詞がテーマなんだけど、 パムの着眼点は英国人っぽくユニークで面白かった。 "whom"を使って超フォーマルな文を作る練習で、 英国女王に言うつもりでやりなさいと。 英国皇室向けお辞儀の仕方も教わりました(笑)。 みなさん立ち上がったので、よその教室の人は何やってるんだろう?と思ったでしょうね。 わしがブリティッシュ・アクセントを真似たら、パムはさっそく気がついた。 「みんなもブリティッシュ・アクセントでやりましょうね!」 引いてしまう他の生徒サンたち(汗)。 わしが調子に乗ってやってたら「BBCみたいね!」とパムに言われました。 英国アクセントの身近なお手本はBBCワールドサービスしかないのでしょうがないじゃん。 英国産の映画でも見ますか……。 最後は女王陛下に謁見するロールプレイング。 堅い英語をあえて使うとなると、ぜんぜん出てこなくなってしまう。 英国の皇室関係者とお話する機会なんて今後ありえるのだろうか? わしが"I'm honored"で締めくくったら、パムはウケてました。 あっ!いけねぇ。 口説き系言うヒマなかったし誕生日聞くの忘れた! ふたつめはT父さん(米)。 しかもラッキーマンツーマン! T父さんの英語は格調高いのでかつては聞き取るのがけっこうタイヘンだった。 最近はボストン訛りにもだいぶ慣れてきたので大丈夫。 (と自分に言い聞かせている……) 実際、ある程度のボキャブラリーがないとT父さんの英語は理解するのが難しいと思います。 レッスンはわしの大好きな宇宙ネタの"A Message To The Stars"のユニット。 珍しく文法的なことは一切なし。 もっぱらチャット。 わしの宇宙好きに多大な影響を及ぼしたカール・せーガン博士の話をしたら、 T父さんもTVシリーズ"Cosmos"をご覧になっていたようだ。 テキストのエクササイズに 「宇宙探査機に人類のメッセージを載せるとしたら何を載せる?」 みたいな設問がある。 わしは絵画、建築、音楽など人類が誇る文化の映像や音声を搭載したいと言ってみた。 そこからフランス印象派の絵に話題が発展。 T父さんも好きらしい。フランスのパレスに行くよう熱く薦められた。 日本産の絵画ならどれを載せる?とT父さんは訊いた。 わしは迷わず北斎の浮世絵と雪舟の水墨画を推薦。 北斎の作品がフランスの印象派に多大なる影響を与えた話をしてみる。 あと雪舟の山水図にある大胆な垂直の線とか。 そのあとどういうわけかT父さんのオノロケ話に発展してしまい(汗)、 次回必ず写真を持ってくると言ってました。 なんで話題がそっち方向に行ったかは不明……。 「ゆるげんとチャットできて楽しかったよ」 そういいつつT父さんは教室を出ていった。 みっつめはサーシャ(豪)。 なんとまあ、パム、T父さん、サーシャと今日は黄金のラインナップじゃあーりませんか。 毎回こうだと嬉しいのにな! "You're in a good mood!"とさっそくサーシャに突っ込まれる。 そんなにウキウキしてましたかね? のっけのフリートークで今度の週末に開かれるキャンプ富士のオープンハウスネタを言ってみる。 サーシャが入ってくるまでその話で盛り上がってたんよね。 レッスンは"New On The Job"のユニットで、 "I don't care. Whatever you like."の表現がメイン。 「わたしたちはキッチリとした正しい英語を教えなくてはいけないことになっているけど、 あなたたちのレベルではもっとくだけた自然な英語を身につけて欲しい。 "wanna"とか"gonna"を今日はどんどん使って!」 とサーシャは宣言した。 わしは正直なところ感動しますた。 彼女はトレーナーでここの講師陣の代表。 くだけた表現に待ったをかける立場にある人がそう言ってくれたのだから、 とても重みのあるコトバですよ。 会社の方針に反するかもしれないことをサラっと言ってしまうサーシャがますます好きになりました。 よそのブランチでは"wanna"、"gonna"を嫌う講師がいると聞いている。 やっぱ杓子定規はいかんぜよ! テキストの中身にはあまり触れず、 デートに誘うロールプレイングを徹底的に行う。 あと"blowing someone off"ということで、つれなくお誘いを断るロールプレイも(笑) 堅い表現を全部直してもらったので目からウロコ。 渋谷のHは最近ご無沙汰なのでNでこういうのをやってくれるのは大歓迎! 彼女と英語教育についてとことん話し合いたいと思った。 そうそう。 サーシャからほいりげのアドレスを訊かれた。 いろんなことがバレてしまうので嫌だったのだが、 逃げられそうにないので仕方ナシに教えといた。 全部日本語だけど読めるのかな?? どんな感想が返ってくるか?楽しみでもあり怖くもあり。 Voice開始まで1コマ空きなのでそのへんでランチ。 そしてVoice突入。 ひとつめはタニア(英)。 彼女の企画は"Hot seat"。 ひとりが真中の椅子に座り質問攻めにあう。 テーマは"Ideal World"。 まず最初は彼女自身がhot seatに座りお手本を示す。 彼女が理想とする社会のキーワードは"fun"、"peaceful"、"love"。 ジョン・レノンの「イマジン」みたい。 そう指摘したら彼女はそうだと認めていた。 人々が全員人生を楽しめる環境が彼女の理想。 共産主義はダメ!と言っていた。 他の生徒サンは毎日ゴルフができる世界とか(笑)。 わしが提示したのはドイツが見本。 高速道路はタダ。 夏に3週間のバケーションは国民の義務。 税金はちょっと高いけど社会福祉と年金が充実。 (注:最近は破綻しているそうです) 徴兵制度については隠しておきました(爆)。 ドイツ人は長時間働かない。 タニアはドイツが大嫌いみたいで顔を真っ赤にして"No way!"と拒否反応だった。 なにかいやな思い出でもあるのかな……。 ふたつめはケン(米)。 無料体験Voiceの女の子がここから参加。 無料体験レッスンだけじゃなくVoiceでもそういうのあるんだね。 知らなかった。 ケンはその彼女にスポットライトを当てることに。 彼女は超初心者なのでゆーっくりと噛んで含めるように話す奴を見るのは初めて。 「世界でもっともハンサムな男性・美しい女性はだれか?」 「彼女の秘密は何?」 などを訊いてた。 「秘密」でわしはいやな予感。 彼女への攻撃が一段落すると予想通り 「ゆるげんの秘密は何?」と奴はわしにふってきた。 またパムネタかい? マンツーのときはまだ許すが、他にも生徒サンがいる場でふってくるとは(怒)! 当然のごとくわしはトボケまくった。 最後にケンは秘密をバラしてしまった。 「パム」とはいわなかったみたいだが「P」と。 Pだけでバレバレやんか! ぶっ殺す!! みっつめはブレイク(加)。 他校から来たオジサンが善光寺のご開帳の話を。 写真ももってきてた。 あそこは久しく行ってないなぁ。 どういうわけかビールの話に発展し、 ブレイクのカナダ・ビール自慢が始まる。 カナダのビールは日本のと似ていて最高に美味いのだとか。 彼に言わせるとアメリカのビールは、水で薄めたようで味がなく最低!とのこと。 そうまで言うのならぜひカナダのビールを飲みたいのだけど、 日本で売られているのを見たことがない。 どっかないですかね?? 彼がイチバンすきなのはムースヘッドという銘柄らしい。 見たことないけど飲みてえっ!! あとは、さきほどの彼女にブレイクが質問攻撃。 彼女の職業とか、 「なんで英会話を習いたくなったの?」とか。 彼女が"Let me think"と言ったのをブレイクがぜんぜん聞き取れない。 何度も彼女が繰り返し言ってもダメ。 わしが英語で英語を通訳しておきました(汗)。 よっつめはマイア(新西蘭)。 彼女は新聞記事を持ってきた。 "UK man places 'son for sale' Net ad" 英国人の男性がネットに「子供売ります」の広告を出した事件(汗)。 しかし、このトピックであまりお話できず……。 なぜなら、さきほどのオジサンが途中から強引に自分の得意なトピックを持ち出しマイアを独占。 さっきの善光寺だって強引だよな……。 不快だ!! 例の彼女もいたけど、ぜんぜんしゃべるスキなし。 彼女はNに入ろうかどうしようか迷っている状態なわけで、 これは非常にまずかったんじゃないかな。 Voiceは敷居が高いと敬遠するビギナーはいっぱいいるわけだし。 新加入のマイアにオジサンを制御する余裕はあるはずもなくストレスだけが溜まった。 最後の最後で後味の悪いVoiceとなった。 マイア自身はどう思ってたんだろう? これにて5月20日の有効期限を迎える前に、 計410ポイント、Voiceチケット30枚を無事に使い切ることができた。 なんかものすごくスッキリした気分。 暮れに「10ポイント1万円」を買ってしまったのが、ぎりぎりで自分の首をしめることに……。 消費者金融のCMじゃないけどポイントの購入は計画的に! ちなみにNSは1回のみ。 逆にサーシャがすっぽかしたために1ポイント返されたこともあった(笑)。 3年も通い続けたという実感はないです。 Nに行けるのは週末だけだから、実際に通った日数そのものはさほどの量にならないわけで。 あっという間の出来事であった……というのが正直な感想。 もちろん、これで終わりじゃなくて戦いはまだまだ続きます。 来週は久しぶりに渋谷へ行けるかな。 渋谷のほうは6月20日ころに有効期限が来るけど更新はしません。 うちにADSL環境ができたら「Net De Lesson!」を始めるかも。 よってフタマタ作戦はまもなく終焉を迎えます。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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