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2002年04月07日(日) ■ |
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2002年4月7日。 |
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サンケイスポーツの記事より
【せっかく海に逃げたのに食べられてしまうなんてかわいそう-。そんな声を受け、大ヒット曲「およげ!たいやきくん」の主人公が大海を泳ぎ回る新キャラクターとして27年ぶりに復活、4日、新曲「踊れ!たいやきくん」が都内のたい焼き屋で披露された。
高田ひろおさん作詞、佐瀬寿一さん作曲は前作と同じコンビ。歌は子門真人から5人の少女ユニット「たいプリ」に代わった。前作は哀愁を帯びた曲調とたいやきくんの人生にサラリーマンの悲哀を重ねる中高年にも大ヒットしたが、新曲は一転、たいやきくんはフグの娘にキスされるなど、別人のような幸せな毎日。ユーロビートと民謡をミックスし、テンポもぐっと速くなった。
不況の世で、前作のしんみり調と新曲の元気はつらつ調とどちらが共感を呼ぶか。CDはキングレコードから発売中。】
~~~~~~~ 「およげ!たいやきくん」懐かしいです。あの「ま~いにち~ま~いにち~ぼくらはてっぱんの~」というフレーズ。すごく耳に残っています。 でも、子供の頃、「たいやきくん」僕は怖かった。 歌の最後でおじさんが「ぼくをうまそうに食べたのさ~」という、たいやきサイドからすると「食べられる」という衝撃の結末。 で、それで歌はアッサリと終わっちゃうわけですね。「食べられる」ことに対する、たいやきサイドからの主観的なコメントは、全くなし。 「ピクミン愛のうた」なんて、かなり影響受けてますよねえ。
「踊れ!たいやきくん」僕も聴きましたが、ちょっと、ねえ…という感じです。曲調が明るければいいってもんでもないだろう、と。 それに、幸せなばっかりの歌って、聴いててどうも心に残らない。 詞を書かれた人は、「前作(およげ!)の最後は、レコードの収録時間の関係で、ああいう唐突な結末になってしまった。今度は幸せにしてあげたい」と話しておられるとか。 でも、そういう結末の改変って、かえってまわりから見ると、イメージを壊されたような気がするもんです。あの唐突な終わり方が、インパクトの源泉だったと思うんだけど。「かわいそう」だから、心に引っかかっているわけで。
「おじさん、海水漬けの塩辛くてフニャフニャのたいやきなんて、よく、うまそうに食べたなあ」と子供の頃思ったのも、今は昔。
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