私的中国滞在記   朧月夜 【電脳書簡】 人民元換算
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2004年07月04日(日)
  中国的汽車事情・道路事情

汽車=自動車のことです。

5年くらい前は どの企業も「中国」の「ち」もなくて
その頃の中国のイメージって人民服に自転車

それが ここ1〜2年の間に西洋色に染まってきて
都市部は摩天楼のような輝きを持ち
高層ビルが建ち並び 整備された道路を
汽車が颯爽と駆け抜けていく

そんな映像を何度も目にしていました。


けれど 実際に私の目で見た道路は
確かに広いです。
4車線、5車線はあります。

ですが、秩序がない。
道交法って最近できたのか分からないけれど
4車線あっても 自分の好きな車線を走ります。
遅いクルマも速いクルマも バスもトラックもみんな我が道を行きます。
流れを読んだり 譲り合うことはしません。

自分の好きな車線を走るのですから
割り込みなんて当たり前。
ホーンを鳴らしまくって 0.5台分の隙間があれば割り込みます。

それだけでなく
そこに「摩托車」(バイク)も混じっています。
はい、もちろん 二人乗り・三人乗りも普通に走ってます。

一番端の車線には自転車も健在
とんでもない量の荷物を積んで
クルマとタメ張って走ってます。

でですね
街の中心部になると これに「歩行者」が参戦。
信号なんてあってないようなもの。

車道の真ん中で 横断途中の歩行者がクルマの流れが切れるのを待ってます。
クルマも上手に避けて通っていきます。
青信号で横断歩道渡っていてもクルマは平気で突っ込んできます。
みーんな自分中心に動いてます。

ようは、5年くらい前までのイメージ(だだっ広い 車線のない道路を自転車がひしめき合って通っていた)で
自転車がクルマに変わっただけ じゃないかって思いました。
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汽車(クルマ)ですが
中国にも車検制度はあるのですが
名前のみ。
リコール制度も今秋からです。

とんでもないクルマが走っています。
ボンネットのないクルマが走ってます。

一度 白タクに乗ったんですけど
ドアを閉めた後 ドアの内張がベリって剥がれてしまったのを
私 忘れません。

普通のタクシーにも乗りました。
山口百恵さんの歌が中国語で流れてました。

バスは1元バスと3元バスがありまして
1元だとクーラーがないから窓全開
満員のようでした。

クルマが一般的でないので(普通の人にはまだ買えない)
バスは24時間営業です。
でも 夜間でも室内真っ暗で明かりはないのです。


トラックの荷台に人が乗るのも普通のことのようですが
ある朝 追い抜きざまに見た幌付きトラックの荷台から見えたものは・・・・・






横たわった人間の足でした。
ズボン履いてない生の足。
複数あったような気がして

いったい あの足は何だったんでしょう。。。。


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