悪夢に魘されて 脳を侵されて 潰れかけた目は それでも笑みを湛えた。
** 随分と文通が続いている某氏からの手紙の一文。 「貴女からは自分と同じ病気のニオイがするような気がするんですよ。 もしかして内臓疾患じゃありませんか?」 いいえ、全く。(片手ぶんぶんと振りつつ いや、どこから嗅ぎ取ったんですか、そんなニオイ。 私の持病は他人からの同情を受けることを許されないものばっかですが。 そんなご立派な病名は持ち合わせておりません。あしからず。
というか、親と縁を切り無職だというこの青年は、 一体どうやって入院費やらその他諸々の生活費を捻出しているのでしょうか。 謎だ。
|