『歳三 往きてまた』を読破。 買ったんだよ! 図書館で借りたとかじゃないんだよ! (まるで誉めて欲しいと言わんばかりの口調) 因みにアマゾンで購入したんですが、届いてみたら 予想以上に厚い本でちょっとビックリした…。 方々で噂はかねがね聞いてたけど、 これの土方さん、すごく好きだと思った! すごい魅力的。なんというか「きゅんv」ってなる感じ。 優しくて世話焼きで涙脆くて、でも厳しくて激しい。絶対に屈しない。 ギャップが…そのギャップが好き…!!(じたばた) やっぱり皆から愛されてる土方さんを見るのは楽しいです。 話自体は王政復古の大号令からで、京時代がメインではないので 「鬼副長」よりも「聖母」に近い土方さんが拝めますvv でもどんどん読み進めて行って「弁天台場」とか「一本木関門」とかいう 単語が出てくると「あああもうすぐ…!」って感じになって 読むのが辛かった…(泣)。 土方さんの死に際以外にも印象的なシーンが沢山沢山あって、 その度にじーんとしてました。思わず笑っちゃうシーンもあったし。 で、この本で土方さん以外に特筆したいのが、何と言っても斎藤一!! 私これの斎藤さんが今まで読んだものの中で1番好きかも知れない…! (また言ってる) 無口なイメージが強い斎藤一だけど、 これでは結構喋ってましたねー。さらりと毒舌★みたいな。 その喋り方と土方さんへの突っ掛かり方(?)が物凄くツボだった…! 斎藤さんは、掴みどころのない飄々としたような感じが やっぱピッタリだと思った。 気配もなく背後に立ってるような、そんなのが似合うなぁ(笑)。 てか最近、斎藤さん好きなんですけど… 好感度急上昇中なんですけどどうしよう…!(どうしようって) 作風も優しくて読み易いので、堅苦しい感じがしないまま すらすらっと読めました。とりあえずオススメ!! |