『歳三 往きてまた』 2004年10月24日(日)

『歳三 往きてまた』を読破。
買ったんだよ! 図書館で借りたとかじゃないんだよ!
(まるで誉めて欲しいと言わんばかりの口調)
因みにアマゾンで購入したんですが、届いてみたら
予想以上に厚い本でちょっとビックリした…。

方々で噂はかねがね聞いてたけど、
これの土方さん、すごく好きだと思った!
すごい魅力的。なんというか「きゅんv」ってなる感じ。
優しくて世話焼きで涙脆くて、でも厳しくて激しい。絶対に屈しない。
ギャップが…そのギャップが好き…!!(じたばた)
やっぱり皆から愛されてる土方さんを見るのは楽しいです。
話自体は王政復古の大号令からで、京時代がメインではないので
「鬼副長」よりも「聖母」に近い土方さんが拝めますvv
でもどんどん読み進めて行って「弁天台場」とか「一本木関門」とかいう
単語が出てくると「あああもうすぐ…!」って感じになって
読むのが辛かった…(泣)。
土方さんの死に際以外にも印象的なシーンが沢山沢山あって、
その度にじーんとしてました。思わず笑っちゃうシーンもあったし。

で、この本で土方さん以外に特筆したいのが、何と言っても斎藤一!!
私これの斎藤さんが今まで読んだものの中で1番好きかも知れない…!
(また言ってる)
無口なイメージが強い斎藤一だけど、
これでは結構喋ってましたねー。さらりと毒舌★みたいな。
その喋り方と土方さんへの突っ掛かり方(?)が物凄くツボだった…!
斎藤さんは、掴みどころのない飄々としたような感じが
やっぱピッタリだと思った。
気配もなく背後に立ってるような、そんなのが似合うなぁ(笑)。
てか最近、斎藤さん好きなんですけど…
好感度急上昇中なんですけどどうしよう…!(どうしようって)

作風も優しくて読み易いので、堅苦しい感じがしないまま
すらすらっと読めました。とりあえずオススメ!!






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