ばいばい。 2003年08月12日(火)

一昨日、母方のひいおばあちゃんが亡くなりました。
95歳で老衰でした。大往生。
夜の7時半頃に病院から連絡が入って、
私達が着いた時にはもう息はしていませんでした。
それは本当に穏やかな顔で、まるで寝ているみたいで、
お医者さんの「ご臨終です」が悪い冗談みたいに聞こえましたね。

次の日に納棺の作業があって、
死に装束のような衣装を何点か体に付けるのを見ていたんです。
浴衣から覗くおおばあちゃんの体、すごくガリガリで。
もう最期の頃には固形物も食べられなくなって、
点滴だけで栄養をとっていたので。
死後硬直と、体に当てられたドライアイスで凍っているのとで
カチカチに固まっている指を無理に動かして衣装を付けているのを見て、
おおばあちゃんがとても痛そうで涙がぼろぼろ流れてきました。

祖母が言っていたのですが、
ひいおじいちゃんが亡くなったのも同じ8月だったそうです。
それで、きっとおおじいちゃんが呼んだんだね、って。
おおじいちゃんは私が5歳ぐらいの時に亡くなったので
うっすらとしか記憶に残っていないのですが。

おおばあちゃん、天国でおおじいちゃんに会えてたらいいな。






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