コンクール本番。 2002年08月12日(月)

現役吹奏楽部員としての本当に最後の演奏。
本当ならもっともっと色々と考えることがあるんでしょうけど、
なんだか全然実感というものが無くて、始終ボンヤリしてました。
本当に信じられません。
引退してった先輩達が「引退ってホント早いもんだよ」って言ってたけど、
早い…というか、あっという間すぎてむしろ引退したってのが疑わしいぐらいです。
その所為か、涙もほとんど出ませんでした。
先輩達が引退してった時はあんなに大泣きしたのになあ。
いざ自分の事となるとこんなもんなんですね。

しかし今回のコンクールは災難でした…。
本番直前、いざチューニング!って時点になって突然右目(コンタクト)が痛み出して、
ステージに上がる時には腫れあがってまるでお岩さんのような顔に。
痛いわ涙出るわ指揮見えないわで、マジ演奏は根性で乗り切ったようなモンです。
ホント焦ったよ…思い起こせば去年も一昨年も、何故か本番直前になると
コンタクトが痛み出して悲惨な思いをしたのでした。
でも今年がいちばん酷かったYO…。

演奏については、実は後悔してるんです。
吹く前は「最後の演奏なんだから全力を出し切ろう」と思っていたのですよ。
確かに全力は出しました。
が、何かもっとやれば出来たんじゃないかという気持ちがどこかにあるんです。
自分が心から納得出来る演奏をやれたのか?と。
心残りなのはハイB♭。出せたよな、もっと出せた筈なんだよなぁ…。

でも今更悔やんでもどうしようもありません。友人にも言われました。
振り返れば、最後は結構限界が近かったけど、私的に楽しい吹奏楽人生でした。
みんな、どうもありがとう。






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