2005年04月06日(水) |
ミート・ザ・ペアレンツ2 |
監督:ジェイ・ローチ 出演:ロバート・デ・ニーロ ベン・スティラー ダスティン・ホフマン、他 オススメ度:☆☆☆−
【あらすじ】 結婚を誓い合ったグレッグ・フォッカーとパム・バーンズの2人。いよいよ両家の親の対面と式の日取りを決める為に、グレッグの実家マイアミに向かう事となった。パムの家に着くと彼女の父親ジャック(元CIA)は巨大なキャンピングカーを購入していて、そのキャンピングカーでフォッカー家に行くと強引に決めてしまう。更にジャックはパムの姉のBaby「リトル・ジャック」も連れて行くという。グレッグの両親がまたとんでもないキャラクターなのだが、果たしてどーなる!?
【感想】 機内上映のラストは「ミート・ザ・フォッカーズ(Meet the Fockers・原題)」 邦題が判らないんだけど、本作は2000年に公開して大ヒットしたコメディ「ミート・ザ・ペアレンツ」の続編だという事なので、きっと本作も原題のまま公開されるんじゃないか?と思います。 ・・・と、エラソーに書いてますが「ミート・ザ・ペアレンツ」未見っすわ(^-^;
ベン・スティラーやデ・ニーロなどは前作からそのまま続投、今回グレッグの両親に会わせるというネタなので、グレッグの両親役にダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドという超豪華なキャストを加えてパワーアップしてます。 バーブラ女史はこのトコロどちらかというと映画制作の方に力を入れているようですが、本作では久し振りに純粋に女優としてだけの参加。よっぽどこの映画の企画が気に入ったんでしょうか?
さて、本作。 映画を見終わってから「きっと前作から見ておけば、もっと面白かったんだろーなー」と思ったんですが、前作を見ていなくても話の筋が判らないなんて事はないので安心です。ただアホみたいなエピソードが延々続くだけですから(爆)
今作から登場のダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドのコンビがとにかくスゴい! パパは元弁護士(子育てを理由に法曹界から引退)、そしてママは「セックス・セラピスト」という職業で、そんな破天荒な職業と経歴からなのか?2人は常にラブラブな上に相手も場所も選ばずに次から次へとお下劣な下ネタ連発(^-^; これがまた息がピッタリ合っててすんごいキャラクターなんだわヨ♪ もしアカデミー賞に「最高カップル賞」という部門があったら、是非この2人に差し上げたいトコロですわ!!
それに引き換え前作から頑張るデ・ニーロは何をやってもデ・ニーロ ←ファンの方、読み飛ばしましょう 役柄も元CIAってのはハマってるし、要するにシリアス映画でやってる役を自分でパロってるって事ですから磐石と言えば磐石ですが、意外性はないし面白味もそれ程感じないってのが正直なトコロ(^-^; ついでに言えば、今作登場の「リトル・ジャック」演じた赤ちゃん・・・コイツはナニモノなんでしょうか!? 猛烈に可愛いんだけど、恐ろしい程の芸達者です。もしかしたら彼の動きは全部CGなんでしょうか?(笑)
そんな訳で、本来なら中心になるハズのベン・スティラー(←米国では超ウルトラ人気のコメディアン)の存在感が全くないってのはいいんだか?悪いんだか?・・・そもそもこの映画の主役って誰なんだろう?やっぱデ・ニーロなのかな?でもキャラ的にはダスティン&バーブラコンビが全部オイシイ所持ってっちゃってるけどな(^-^;
すっ飛んだギャグ・エピソードの連発なんだけど、良くも悪くも「いかにもアメリカンなギャグ」でして・・・こういう書き方するとすごく嫌味ったらしいけど、やっぱり「日本人の肌には合わないギャグ」という感じがするのはぴよだけなのか。 面白くない訳ぢゃないんだけど、どこか自分の中で冷めた目で見てる・・・そーいうのってあるぢゃん?←軽く言い訳 それにサ、デ・ニーロが改心?するのも余りに唐突な気がすんのよ。今まで散々ゴネてたクセに、ちょっと見直すべき事柄があったからって、あの歳までガンコ一徹で来たおっさんがいきなり180度方向転換出来るもんなんですかねぇ?(苦笑)
ま、そーは言ってもきちんとコメディとしてうまくまとまった作品ですよ。 それにね・・・映画ラストでぴよお気に入り♪オーウェン・ウィルソン君がチョイ役でご登場されてビックリ☆ どーやら前作にご出演されてる関係で引っ張り出されたよーですけど・・・こりゃ前作も見なくちゃナ♪
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本作の邦題が「ミート・ザ・ペアレンツ2」だと判明しましたので、タイトルを変更しました。
(2005.10.13)
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