2002年02月24日(日) |
ユージュアル・サスペクツ |
監督:ブライアン・シンガー 出演:ガブリエル・バーン ケヴィン・スペイシー スティーヴン・ボールドウィン、他 オススメ度:☆☆☆☆
【あらすじ】 カルフォルニアのサン・ペドロ埠頭で船が炎上、コカイン取引現場からブツを盗もうとした組織との対立によるもので27人の犠牲者と大量の麻薬、そして9100万ドルという大金が姿を消した。 唯一無傷の生存者ヴァーバル・キントを関税特別捜査官クイヤンは執拗に尋問する。 キントを問い詰める内に自分達は「カイザー・ソゼ」という伝説の大物ギャングに操られてした事だと話始める。 誰もその姿を見た事がないと言われるカイザー・ソゼ。一体彼は何者なのか?キントに激しい詰問は続くのだが・・・
【感想】 かなり前の映画なのね。1996年作よ。 しかもオスカー取ってたりして。やだわぁ〜・・全然知らなかったしぃ(苦笑) てな訳で、レンタル屋さんで何となく借りて見てみたんだけど・・・
うん。こーいう映画ぴよのツボです!(のっけから飛ばしてます。笑) 全くケビン・スペイシー上手いよっ!うま過ぎっ!! 話の展開はほとんどがケビン・スペイシー演じるヴァーバル・キントの語りで進んで行くんだけど、まずクライマックス・シーンから入ってその後の尋問のやりとりで過去からさかのぼっていく趣向。 これって今では割りとありがちな展開なんだけど、この映画がさきがけなんだってさ。
ケビンの淡々とした語り口から徐々にカイザー・ソゼという大物ギャングとの関わりから自分達が追い詰められて行く様子が明らかにされていくんだけど、物凄く緻密にトラップが張られているのよね。 これって脚本勝ちなんだなぁ〜・・うん。上手い見せ方してるわぁ。
脇を固める俳優も個性的で上手い。 個人的には「トラフィック」でぴよのハートを鷲掴みした(笑)ベニチオ・デル・トロに肩入れしたい所なんだけど・・まだこの映画では青いわね(^-^;
さて。ここまで大絶賛させて頂いたこの映画ですが・・・ ☆が4つなのはそれなりに理由があるんですわね。
そう。ぴよはかーなーりー早い段階でオチの予想が着いてしまったのだ(爆) 映画の展開考えるともうこれしかない!ってわかっちゃう。 こーいう映画の見方ってひねくれてて自分でも悲しくなっちゃうんだけど、どーもサスペンス物ってオチを探しちゃうクセが付いちゃってよくないわぁ〜
でも最後の最後でオチに持って行く展開の見せ方はすごく面白かった! オチが読めたとしてもこの映画は面白い! 久々に楽しめるサスペンス物見れたなぁ〜ってね。満足♪満足♪
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