村田朋泰展〜俺の路・東京モンタージュ


2006年02月12日(日)
さてさて、今日も午前中は学校。
目が覚めたら8時半でものすんごく焦ったけど、
なんとか授業は受けられました(^-^;A

で、講義終わってからは東横線・目黒線に乗って、
目黒区美術館の「村田朋泰展〜俺の路・東京モンタージュ」へ。


村田朋泰さんは、パペットアニメーション作家で、
Mr.Childrenの「HERO」のPV(原題は「白の路」)や、
「いつでも微笑みを」のライブでの映像を手掛けている、
今注目されている方です。
(詳しくは、後ろにあるオフィシャルへのリンクを。)


展示は、実際のパペットアニメで使用した人形やセットの他、
村田さんが初めて挑戦したインスタレーションも。
人形のなんともいえないリアル感や、
使われているセットのデザインや緻密さは、迫力モノでした。

そして、それらのセットや人形によって、
今まで村田さんが創り上げてきた作品が、上映していました。
多くの賞を受賞した「睡蓮の人」に始まって、
ピアニストが主人公の連作「白の路」「朱の路」「藍の路」...
1時間くらい、無心でスクリーンをに見入りました。


「HERO」の原案になっている「白の路」は全編では約15分。
初めて「白の路」として見て、また違う作品と感じました。
そして、「藍の路」を見ていたら、
いつの間にやら目が潤んでしまい…ああ、涙もろい。


実際に作品を見て欲しいから、あまり詳しくは書きません。
ただ、いえることは「路」のシリーズには共通して、
「失う」という経験が軸にあるような気がします。

「失う」事が人の記憶にどのように残り、どう回想されるか。
そして、ふと思い出す時、どのように思うのか。
十数分という短い時間の中で、その全てを伝えてきます。

そして、なんとなくリアルで、どこか温もりのある、
パペットアニメーションという手法は、
人の心にとても強く響かせる力を持っている、そう感じました。


3月末までやっていますので、ぜひ足を運んでみてください。
オトナだけじゃなくて、子供にも見て欲しい、
そして、心に刻んで欲しい、そう思います。

関連リンクはこちら♪

目黒区美術館

村田朋泰さんオフィシャルサイト


−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−*−−

帰り道、スターバックスでシナモンロールをパクついた。
我ながらやっぱり甘党だなぁ…と思う。
食べ過ぎないようにすれば大丈夫、と思っているんだけど、
その考え方こそ、大甘とか??

BGM : HERO / Mr.Children♪



My追加