15歳は20歳に、そして20歳は25歳に。


2005年07月06日(水)
今日は7時起床。
普通では遅刻の時間だったので、
大慌てで準備して時間短縮のために、混雑覚悟で最短ルート。
何とか間に合ったけど、普段以上に消耗したような。
銀座線があんなに混むとは知らなかったよ…

午後から会社の研修があって、普段より早めに終了。
その足で、表参道から原宿へ。ちなみにこの近辺は初参上だったり。
実は、5年前にネットで知り合った友達が、
デザイン学校の仲間でチームを組んで、チーム展を開くとの事だったので、
個展を見に、そしてもし居たなら5年ぶりに話でもと思っていた。

会場に言ってみると、運のいい事に本人がいた。
彼女が「メガネかけているのは…」といっていたから助かった感じ。
むこうは全然分からなかったようだった。
やっぱり、5年経つとお互い覚えていないと予想していたけど、その通り。
それでも、話し始めると5年前のカンが戻ったのか、かなり盛り上がった。
(一緒に居たほかのメンバーさんには迷惑だったかも…(汗))
短い時間だったけれど、充実したときをすごせたと思う。

自分は当時大学生だったのが、今は遅ればせながら仕事に就いて、
暫定人並みに仕事したり、飲んだりしている。
でもって彼女は最初あったとき中学3年だったのが、
今や成人して、専門学校でデザインを勉強し、いい仲間とめぐり合っている。

5年という月日は、やっぱりあっという間。
特に彼女はいい青春を過ごして、今もその真っ只中なんだろうな。と思った。
すでにその時間を消費してしまっている自分にはない輝きが、そこにあったから。

展示は原宿 デザイン・フェスタ・ギャラリー 1-Dにて
KVI「めざめ」(←彼女の所属するチームのオフィシャルサイトへ。)
期間は9日の土曜日まで。
お時間のある方、興味をもたれた方は足を運んでみてください。
若い才能の原石に、きっと触れる事が出来ます。

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帰り道に無性に本が読みたくなって、
三省堂に立ち寄り米澤穂信「氷菓」を購入。
もともとスニーカー文庫だったものが「夏の百冊」で一般文庫で再登場したもの。

普通の青春ミステリで、ストーリーも寄り道せずわかりやすく読みやすい。
キャラも分かりやすいし、ティーンが読むには丁度いい「軽さ」を備えている。
なので、俗にいう本格ミステリを読んでいる人には、物足りないかな…。
あと、分かりやすいキャラと名前の感じが、ちょっとアニメっぽいかも…と思った。
もともとスニーカーだったから、仕方がないのかも。

「きっと十年後、この毎日の事を惜しまない。」

作中の手紙に出てくるこの一文。記憶に残った。
こういう生き方、目指すべきだよな。

BGM : 木蘭の涙 / スターダストレビュー♪



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