シルクロード展


2005年05月21日(土)
土曜日だから遅い起床…というわけで、8時半。
昨日の夜はなんだかんだで寝たのが2時になってしまい、
思ったほど寝ていなかったり(苦笑)

来週からまた土曜日は休めなくなってしまうので、
その前に…と思って、江戸東京博物館「シルクロード展」へ。
NHKで放送されている「新・シルクロード」との連動的な企画展で、
これまで放送された楼蘭・トルファン・天山北路等にまつわる展示が中心だった。

テレビで画像を通じて見るのもいいのだけど、
やはり実物で見ると迫力というかなんというか…強く印象に残る。
展示されている事で、過去の歴史の事実を見るものに伝えている。
その、人が絶対に持ち得ない存在感が、印象を強くしているのだと思う。

特に印象的だったのは、トルファン・天山北路の発掘物。
展示されている織物・櫛・籐籠に見られた、時代を超えた緻密さには驚きだった。
紀元前5〜2世紀というと、日本の縄文〜弥生時代にあたる頃だけど、
その時点ですでに技術水準がここまであったんだ…と感心しきり。
当時、シルクロードがいかに世界的に栄えていたかを感じると共に、
人間の仕事のすごさを改めて感じた。

織物や絨毯に描かれた文様の技術は、2000年以上経った今に決して劣らないと思う。
…ある意味、今の人間って、当時の人に比べて怠慢なのかも。(笑)


シルクロード展の後は、常設展も回って、一日楽しめた。
というか、常設展は盛りだくさんで見きれなかった。
これはまた行かなくてはなぁ…

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シルクロード展にもミュージアムショップが併設されていて、
展示便覧やNHKの「シルクロード」関連の映像商品が。
この辺まではわかるんだけど、展示物をデザインしたTシャツはちょっとなぁ…
そこまで商魂たくましいと、デザインされた如来さんも心中複雑だろうに…

BGM : 夢がチカラ / KOKIA♪



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