はまかいじ旅行記〜穂高篇


2004年09月19日(日)
今朝は5時半起床。
昨夜寝たのがなんだかんだと2時だったので、
3時間半で起きたのは、昨今の起床状況からすれば、奇跡的。

8時前の「はまかいじ」に乗って、信濃路を一直線。
途中、窓越しに広がる風景(主に、山並み)を眺めながら、
ああ…山梨・長野の方に来たんだなぁ…と実感。
普段、海沿いに住んでいる人間からすれば、
やはり、海のない風景は新鮮に見えるらしい。

電車での移動中は基本的に快適だった。
唯一、車内の不満は隣に座ったオジサンの、
サンドウィッチの食べ方が汚かった(音を立てていた)ことくらい。
途中、甲府で降りてくれて本当に助かったけど。
ちなみに、名前に「かいじ」が入るためか、八王子では満席だった車内も、
終点・松本に着く頃には車両内には自分含めてわずか2人。
…なんとなく、わびしくなってしまった。

荷物をロッカーに入れた後、
軽装になって松本から穂高へ。
穂高駅から周囲の風景を写真に納めながら、
穂高神社→大王わさび農園と徒歩で約1時間の道のり。
ただ、後になってレンタサイクルを借りれば良かった…と後悔。
行きはともかく、帰りは足が痛くなった…

歩きながら見える風景は、正直、とても鮮やかで癒された。
稲が収穫時期で水田は黄色に染まって、
上空は青空と雲のバランスがちょうど良いくらい、
そして、四方を囲む山並み…全体として一つの風景として、文句なし。
「地方は良いぞぉ」との友人の弁は、間違いでないな…と実感させられた。

わさび農園では、わさびソフトクリームを食べたけれど、
(食べ物の名産品があると、ソフトクリームは定番だ…)
あまりつんと来なかった…というのが正直なところ。
むしろ、友人と食べに行ったカレー店のカレーの方が、
はるかに舌には痛かったです…

松本に15時半に戻った後、待ち合わせの時間までは、
ガイドブックを片手に松本中心部を右に左に…という感じ。
とりあえず、明日の電車の時間までに、主要な場所を回れるだけの、
情報を入手出来たとは思う…明日は時間との勝負だからなぁ。

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行きの車内で、恩田陸「六番目の小夜子」を読了。
この年代の少年少女を描かせると、本当に恩田さんは上手だ。

BGM : 桜 / arp♪



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