1時間の読書、10時間分の読了感。


2002年02月08日(金)
今度かきたい小説の参考になる本はないかなぁ。。と
キーワードを入れて検索をかけた結果、
濱田順子の「Tiny,Tiny」を図書館で借りた。
100ページ程度しかなかったから、
遠くまで出かけた今日の家に戻る頃までには読了。

読んでみたら、あんまりかきたい小説の参考にはならなかった。
内容面は屈折気味の恋・友情で、重めの作品。
でもその割に、流れるようにさっと読み切れてしまった。
物語の中で描かれている登場人物たちに同じく、
今の高校生や若者(自分位の世代・・・なのかな)が小説の形で
まんま現れているような印象。
見た感じはサッパリ、でも内面には多くのものを抱えている。
そして、その事に気付こうとしない、
あるいは気付いても触れようとしない親世代。

端的に時代を切り取った小説なのかもしれない。。



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