sleepless+daisy+work
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大変遠い海の向こう。 白いだけの花を抱えて、大きな端を渡った。 灰色のソラで、雨なんか降って、とても寒くて 大きな教会で、大きな声で叫ぶと ピンク色のTシャツを着たご婦人がやってきて わたしたちにこう言った。
『こちらですよ。一緒に行きましょう。』
HEAR!
そこは、余りに冷たい石が立っていて 薔薇の木が一本植えられていた。 (あの木から、花は咲くのかしら?)
私達は、メモ紙に書いた。 そして、束を置いた。
暫くしてまた、バスに乗った。
遠く遠く…
私達は、白いシャツにGパンで 酷く痩せた肩に裏が金色のレスポールを 担いだ紳士を何年か前に見たけど
そこには誰もいませんでした。
もう、6年も前のおはなし。
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