2006年05月14日(日) やさしく、笑うんです。 *【桜色痕】は西川貴教のANNの放送復活を全力を持って応援いたします* ふにゃあ、と。 僕に擦り寄る君。 見上げると。 やさしい笑顔で笑う君。 笑顔や、やさしさ、いとしさの体温が。 まるで触れているかのような感覚で、心に、体に伝わる。 そして、幸せと笑う。 どうして、と僕はまだ、言っている。 どうして、とそれでも僕は、誰かに何度も何度も。 答えなど返らない問いを、どす黒い闇を。 帰ってくるはずも無いのに、自身に問いかけ続けている。 何が、欲しいのかわからない。 ただ、この恐怖は要らない。 幸せを幸せと思えない、僕は要らない。 今を怖がる僕は要らない。 僕は、まだ。 たまに、思い出すんです。 白黒写真のような、そんな昔のことを。 あの人と、違う人なのは知っています。 それでも、ちくりと刺すばかりではなく 深く深く食い込んだ僕の枷のような記憶は ギリギリ、ギリギリと。 締め付けて、引っ張り堕とすのです。 僕が、どうして、と喉から出しかけるのは。 君があまりにも、あたたかに居てくれるから。 誰がどう否定しようが。 君のその瞳を、僕は知ってる。 あの時のあの人の瞳は、そうだった。 あたたかだった、筈だった。 …どうして。 幸せを幸せと思えないんだろう。 こんなにも、あたたかなのに。 どうして、怖いんだろう。 誰か、助けてください、と。 僕は度々思う。 大好きだと、言いたいのです。 僕も、あたたかに、接していたいのです。 幸せ、なんです。 …でも、痛いんです。 本当に、それで後悔をしないのですか? …僕は、僕自身も、君も。 自信が無い。 あたたかな、痛みが。 僕を締め上げる。 ギリギリ、ギリギリ、ギリギリ。 あたたかな、痛み。 >>ランキング。気が向いたら、ぽちっと。 |
西川貴教と、日々のこと、恋愛のこと徒然と。 // ゆきやな |