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2002年05月14日(火) 焚き火

今日も blue を聴いていて、アマアマに浸っています。うふふん。
なんかぁ、日記書く時に、何を聴こうかなー、と選曲する時
今はついつい、blue を選んでしまいますねー。
昨日は、シェリル・クロウだったんだけど、
やっぱミーハーなワタクシは、blue を聴きながら
たるたる〜と踊りながら、ココチを楽しんでいます。うふふん。
   
   
    
    
    
なつかしい恋を思い出すと
秋の焚き火の匂いがする

落ち葉を焼いている
それはいつも
きまって夕暮れ時で
遊び疲れた子らは
誰のためでもない炎をみつけて
すこし冷えた体を温める
作業ズボンのおじいさんが
ごつごつの手で取り出してくれる
ほかほかの焼き芋が
名前のない愛をくれる

なつかしい恋を思い出すと
秋の焚き火の匂いがする

夕焼けの空が故郷の海に映りこむと
世界は赤く燃えはじめてゆく
私が焼け落ちてしまわないように
あなたとそっと手をつなごうとすると
あなたはそっと手をつなぎかえしてくれる
帰り道のわずかな幸福は
赤い灯が海の底に落ちてしまうと
瞬く間に闇夜の中へと消滅してしまうから
これ以上離ればなれにならないように
そっと、くちづけをする

なつかしい恋を思い出すと
秋の焚き火の匂いがする
    
    
    
    
    
今日は詩を即興で書いて見ました。
焚き火の匂いは、すこしぞっとする匂いでもあるけれど
(火の匂い、って私はちょっとぞっとするんですよ。
 たぶん本能的なものでしょうね)
田舎では、近所のおじいさんが一日の畑仕事の締めくくりとして
よく焚き火をしていて、その穏やかな背中とかが
一日がゆっくり終ってゆくさまの象徴のようで
なんとなく好きでした。

明日はもっと日記らしい日記を書きたいと思いまする〜。


おやすみ。




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