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2002年04月11日(木) 要因

毎日この日記を読んでくれてる方もいるのですよね。
心配かけてゴメンナサイ。
昨日の日記はあまりに個人的過ぎました。

自分の育った家庭環境は、傍から見れば、
ごく普通のサラリーマンの家庭なのですけど、
私たち子供から見れば、少しイビツで窮屈な家庭でした。
父は、子供は厳しく躾なければならないと考えていて、
子供たちはいろんな規律を守らされていました。
でも、子供たちから見れば、というか、
たぶん意識も自覚もしてなかったと思うけど、
理不尽にしか思えなかったことがたくさんありました。
そのせいか、それとも私の資質なのかもしれないけれど、
自分以外の人から、命令されたり強引な指示をされたり、
あと乱暴な言葉を浴びせられる、っていうのに
すごく抵抗があって、
そういう状態に晒されると、過剰に反応してしまいます。
たとえ愛する家族であれ、尊敬できる人であれ。
いい子でいるつもりなのに、
いい子ではないからもっといい子になりなさい、って。
なぜこんなこともできないのか、って。
いつもいつも。
圧迫されてた気がする。

だから、優柔不断と思われようとも、
私は他人に対して、精神的な強要はしたくないと思っています。
(そうは言っても、親しい人には、
 あの父のように甘えて強要していることがあるかも)
自分にとって嫌なことは他人にはしてはいけない、と。
でも時々自分でも、はっきりしない優柔不断なヤツだなぁ、と
感じることもあるのですが。

昨日の悲しみの要因は、たぶん、そんなトコロからきています。


いつもいい子?
それは違う。
子供は子供らしく?
子供が大人しくはオカシイ。
子供にも脳みそはある。
子供にも感情はある。
嫌なことは嫌なこと。
楽しいことは笑いたいこと。
遊びたいことは苦しいことじゃない。


おやすみ。
  
  


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naruko |HomePage2001年の日記

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